正直であたたかい情念に触れて

9時に羽田を発ち、正午前に那覇に着いた。
25度。暑い!
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すぐに車で40分の南部にある具志頭中学に向かい、二年生対象の非暴力ピアプログラムのワークショップ。
「それでは、クイズです。私は今日那覇空港で着ていたものを何枚脱いだでしょうか?」
後方で「はーい!」と勢いよく手を挙げている男子生徒がいる。
「5枚!!」 ♪ピンポーン 正解…
そんな感じで始まった。
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サトウキビ畑と海に囲まれたゆるい空気を胸いっぱい思い切り吸って育った子どもたちの表情を見ていたら、かりゆし58の歌を口ずさみたくなる。

ふと、会場となった講堂の壁に目をやると、文字が書かれている。
沖縄では猛烈な台風が通過しても看板が飛ばされないよう、コンクリートの壁に直に書かれている商店やビルの看板を目にするが、学校のスローガンが壁に直に書かれているではないか。
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再び、那覇へ、県立小禄高校に向かう。
その途中、すごいものを見つけた!
立ち止まって、撮影。
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交差点に立つお巡りさんの人形だ。地域に住むおじいが手づくりしたという。

放課後の小禄高校には、先生と保護者だけでなく、他校の校長さんや養護教諭や様々な子ども支援者が足を運んでくださった。

大人が子どもを信じない、若さの持つ可能性を認めないゆえに起こる「アダルティズム」という暴力について話した後で、「若い頃、大人に言われて嬉しかった言葉」を思い出してもらった。
大人の口から情緒の言葉が次々と飛び出してきた。あふれてきた。

最後に挨拶した教頭先生は、若き日に、18歳の相手と結婚しようと決めた時のこと、その若さを心配する親族に対して父親が言った言葉「私の息子はステキな女性を見つけてきました」と…淡々とそのエピソードを語るうちに、言葉を詰まらせた。

正直であたたかい情念に触れて、からだの隅々まで生き返る思いがする。
いつも、いつも、沖縄には、丸ごと抱きとめられる。

女性と子どもを慈しむ文化がある場所に暴力は育たない。
by teenspost | 2009-02-13 22:34 | ♪渡り鳥の旅みやげ