用意とは変化に向かう前提条件

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ご覧の桜は、スタジオ悠のそばのせりがや公園の桜並木の写真だ。
桜吹雪の舞い始めた数日前、出勤途中で寄り道して撮った写真だから、今はもうまったく別の風景になっているはずだ。

その日、米国のヘイゼルデンという精神保健NPOから毎日届くメールに、「Readiness is a precondition for change.(用意とは、変化に向かう前提条件だ)」という言葉があった。

なるほどなあ。

この週末、私はのんびりと自宅で過ごしつつ、本屋やCD屋を歩いたり、その合間に、パソコンのメンテナンスをしていた。
実は、去年の大晦日に新しいMacを手に入れたのだが、その後、2冊の本作りや各地へのワークショップの旅が続き、それが一段落つくと、今度は一年の事業の決算と報告書類作りに追われていて、なかなかゆっくりと新Macに移行する準備の時間がなかったのだ。

正月明けには一新するぞー!!と心に誓っていたのにもかかわらず、変化への用意完了にはいたらなかったのである。

たぶん、この新Macが初めてのmyパソコンならば、いきなりどんどん毎日使っていたんだろう。
だが、これまでずっと使い続けてきたMacが現役であるし、まだまだ愛着もあり、急ぎの原稿執筆や長旅には、やはり慣れ親しんだものが安心だからと、各地のワークショップにもお伴し、沖縄の島々も一緒に旅し、ついつい用意に取り組む時期を逸し、気がつくと季節は変わっていた。

だが、この週末、ついにかなりのところまで、変化の用意が整った。

新しいものはもちろんそれなりの魅力があるから手に入れる訳だけど、それを有効に活かすには、それまで使っていたものとの関係を引き継いだり、つなげたりしなければならない。
しかも、新機ではすぐに移行できないアプリケーションがあったりと、なかなかややこしいのである。
さらには、自分のパソコン同士の関係だけじゃなく、仕事場のパソコンや他者とのパソコンとの関係もある。

「Change!」と呪文を唱えると、ある日、パッと一瞬にして変化できたらいいのにと思いつつ、そうはいかないのである。

だが、そのややこしさのおかげで、本を読んだり、ネットで調べたり、知人の意見を聴いたり、ああでもないこうでもないと試行錯誤したことで今回新たに知り得た知識がかなりあった。

私にとってMacは、オフィシャルモードでも、プライベートモードでも、仕事に遊びに学びに今や欠かせない大切な存在で、それはもう一台の機械という存在を超えている。

しみじみと、人との関係だけでなく、すべての関係において、変化するためには、「用意」が必要であり、その「用意」に時間と情を注いでこそ、変化は成り立つのだと思った。

私には今、変えていきたいものがワクワクするほどたくさんある。

冒頭のヘイゼルデンからのメールは、次のように結ばれていた。

Today, I am ready for positive change.
I will be responsive to inner nudges that move me in that direction.
(今日、私たちはポジティブな変化のために用意する。
私は自分をポジティブな方向へと動かす内面の(肘をつつく)声に敏感になろう。)


今週末には、桜の季節から一転、若葉薫るせりがや公園でのフィルドワークも含めて「大人だってこどもの日」ワークショップがある。PC版くわしくはこちらへ
by teenspost | 2009-04-12 21:11 | ♪徒然Sawanism