そっと見守るまなざし

旧盆も過ぎ、心なしか秋の匂いが風に混じる頃、全国各地の2000高校の保健室養護教諭宛に、ドコモ助成事業【ティーンのこころとからだとコミュニケーションを応援する携帯保健室】のポスターを発送します。
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昨年夏からこの春休みには、ティーンに向けたPRグッズの配布をしてきましたが、今回はさらに広範囲への広報を目指しています。
ホームページのティーンズ・プログラムのページからもダウンロードできるので、ぜひ、みなさん、このポスターをプリントアウトして、ティーンに手渡したり、ティーンの居場所に掲示してくださるよう,ご協力をお願いします。>>>ダウンロードはこちらから(A4サイズ)

昨年から一年間、ドコモ市民活動助成(モバイル・コミュニケーション・ファンド)を受けて、【ティーンのこころとからだとコミュニケーションを応援する携帯保健室】事業に取り組み、インターネットを介した新たなサポートシステムを立ち上げてきました。

心と体と人間関係の変化に人知れず思い悩む10代が、問題を一人ぼっちで抱え込んだり、閉じこもったり、爆発させたりして、こじれさせることなく、問題をきっかけに自立と成長を果たせるよう、パソコンからも携帯からも手軽に利用できるサポートシステムを創意工夫しました。
さらに、ティーンからのヒアリング調査を元に改良を重ねて、心の自由と豊かなコミュニケーションのためのコンテンツを沢山用意しました。

急速な通信機器の発達の中で、携帯電話やパソコンへのネット依存、裏サイトでのいじめや出会い系を介した青少年の事件が社会問題としてクローズアップされるにつれ、その弊害に関心が集まっていますが、その一方で若者たちはインターネットを介して、地球規模の情報を得たり、幅広い世界へとつながる相互交流やコミュニケーションの創造を求めていることも事実です。

新しいメディアを自由自在に機能的に駆使するウェブ・リテラシーを身につけるには、その前提として、健康な心と安全なコミュニケーションスキルの獲得が欠かせません。

そのために、TEENSPOSTのホームページにアクセスし、活用してもらえたらと願っています。

その上で、もちろん、インターネットの世界だけでなく、若者たちは生身のリアルな世界に触れていくことが必要です。
このサイトが、そのスプリングボードになれば、こんなにうれしいことはありません。

前回、沖縄石垣島の八重山農林高校の朗報をアップしたところ、「二十年も前の知り合いの子どもが出ている、よろしくと、そっと伝えてください」「バイト先の同僚の子どもが出ている、みんなで応援しています」等、たくさん反響をいただきました。

自分だけのことや自分の子どものことだけで頭がいっぱいの悩み方に心が痛むこの頃だけに、時空を超えて、こんなに沢山の大人に見守られ、関心を寄せられている石垣島の子どもたちの豊かさにあらためて感じ入ります。

どうか、これを読んでくれたみなさん、日常の身の回りの子どもたちの居場所に関心を寄せ、そして、このポスターをその片隅にそっと掲示してくださるようお願いします。

そっと見守られているまなざしの安心感は、思春期の子どもたちを豊かな心を持つ大人へと育んでくれます。
by teenspost | 2009-08-17 16:09 | ♪スタジオ悠々日記