シルバーウィークに考えること

初夏のゴールデンウィークに対応して、初秋のシルバーウィークというネーミングはよくぞ生まれたものだと思う。
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いわゆる団塊の世代の人たちがリタイア期を迎えたこともあり、このところ日中の街を歩いていると、こんなに世の中にはこの世代の人(特に男性)がいたんだと驚かされる。
バスや電車の中では、高齢者のステレオタイプを吹き飛ばすようなファンキーでおしゃれなシニアを見かけることも多くなったように思う。

そうなると、敬老の日とお彼岸の連休…とかいうよりも、子どもの日・緑の日のGWに対応して、SWの方がしっくりくるんだわ。

ちなみに84歳になる私の父親は、いまだアメ車に乗り、ジーンズを愛用し、手紙の結びには自分のことを「Gより」とか書いたりする。
だから、こちらも手紙には「G様へ」とか、書き出すわけである。

そんでもって、今日のニュースで驚いたのが、「女性4人に1人が65歳以上」という総務省の調査発表である。
女性の4人に1人が65歳以上!!!
だよなー、という感じは、あっちこっちで感じていたものの、はっきり数字になるとね、うーーむ。

女性たちにとって、いまだかつてない高齢化社会を生きるということは、先行く仲間とかモデルというものがない、道なき道を拓いていくということだ。

最近じゃあ,思春期も高齢化で、「35歳までは思春期」という説もあるくらいだが、「ヤングアダルト女性自助グループ」と名乗っていたNACは、数年前、「ヤングアダルト」という言葉をはずすことになった。
だからって、もちろん、ヤングアダルト世代が入会してくることには変わりないから、会員の年齢層は広がっている。

当たり前のことだが、誰でも着実に年は積んでいくわけだからね、一つ年を取るたびに、席を譲られるならば、道を譲ったり、後身と智慧やチャンスを分かち合っていくのだろう。

このあいだの衆院選なんて、孫娘と祖父の対決みたいな選挙区がたくさんあって、幸いなことに道は譲られていったけど。

そう、高齢者がどんどん元気で多数派になっていく影で、財力・就労環境・社会的信用等、様々な場面でパワーレスグループにいる子ども・若者はさらに少数派になっていくわけだから、先行く者は後に続く者のことを本気で考えて、次代への希望を描きながら、持てる力を分かち合い、共に生きていきたい。

誰もが年を重ねることを自覚し、自分の立ち位置を意識して、後に続く若い世代と次の社会のことを考えてみようよ!
・・・と、エイジングをリスペクとするのが、このシルバーウィークなんでないかい? と思うのだ。

写真は「San Francisco Bay Raging Grannies」という“サンフランシスコ湾の怒れるスゴいおバアさん達”という名前の社会平和を目指すNPOが、役所の前で医療保険制度改革を訴える活動の模様(写真上)と、同じく反戦デモで演奏するバンドのメンバー(写真下)
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by teenspost | 2009-09-20 22:24 | ♪徒然Sawanism