シコンノボタン

庭に紫紺野牡丹の花が咲き始めたのは、昨日の朝なのか、一昨日の晩なのか。
花が咲くときを誰も知らない。
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2006年の秋、サンフランシスコ郊外にある暴力予防教育家ポール・キベルさんの自宅を訪ねたときに、見事な満開で出迎えてくれたのが、この花だ。

それから、花屋に並ぶ紫紺野牡丹を見つけて、庭に植えている。
晩秋から霜が降りるわずかな期間にしか、この花がつかないこともあり、秋に入って日毎ふくらむつぼみを眺めつつ、いまかいまかと開花を心待ちにしていた。

姿形も愛らしいけれど、「紫紺」という色は、東南アジアのジャカランダの花の色にも似ている。

西海岸の気候と異なる東京では、ポールさんの庭にあったように、大きく枝葉を伸ばしてまるで「紫の桜」のように頭上で花開くまでには育たないけれど、この花が開くたびに、1年1年の歩みを振り返る。

そういや、去年の今頃はチェリーセージの赤い花が満開で、PETAのワークショップを終えて、ポール・キベルさんの来日の準備をしていたったけ。

あれから1年。
チェリーセージの赤い花の隣で紫紺野牡丹の花が咲く。
花が咲くときを誰も知らないけれど。
by teenspost | 2009-10-18 11:45 | ♪渡り鳥の旅みやげ