琉球旅情1/3

しばらく旅していた沖縄から戻ってきた。
沖縄と一口に言っても、沖縄には人が住む島が49はあるという。
今回は、沖縄本島、石垣島、宮古島。
中学校3校でのワークショップと中学生の親対象のグループカウンセリング、そして、現地の子ども支援者・援助職とのひさしぶりの再会。
その模様を3回にわけてお届けしたい。

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那覇に到着するやいなや、先月,読谷村からモンパチのライブを実況中継してくれた相談職のS子さんが案内してくれたのは、親族が最近オープンさせたという首里のそばや。

あれ?ここって、保育園だったところじゃない?
そうこのあいだまで素敵な保育園があった場所が、「ゆくい処 くぇぶぅ」という店に変わっていた!

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出迎えてくれたのは三歳になる店主のお子さん。
広〜い庭でエイサーを踊る姿を縁側で足を伸ばしてしばし眺めつつ、ゆし豆腐入りの沖縄そばをいただいていると、琉球時間は静かに穏やかに流れていく。

さらに、南に下りて、糸満の浜辺でのべ〜っとゆるんでまどろむことにしようか。

たいてい沖縄の車はゆっくりと走る。
だが、夕日が沈む前に浜辺に着こうと、いつになく、車はサトウキビ畑の農道を走り抜け、夕日と追いかけっこをする。
浜辺に到着すると、みるみるまに日は落ちてゆき、アコークロー(明るくて暗い黄昏時)の瞬間だ。

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ふと気がつくと水際から子どもたちの歓声が聴こてきた。
近くの中学生が夕暮れの浜辺で楽しそうに遊んでいる。
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夜は八重瀬町の農家Sさんの自宅でテビチ(豚足)汁をふるまわれる。
Sさんは、沖縄県女性センターの相談職をしている時からの10年来の知り合いで、いまは具志頭中学のスクールカウンセラーをしつつ、4人の子ども、夫、おじい、おばあと暮らす。

ここのおじいは、私が「東京から来た」と告げると、「アギジャビヨー!」と驚いてくれる。
おじいもおばあも、元気に毎日畑で働いている。
おばあは、さまざまな美味しい料理を開発し続け、「レシピー、教えましょうね」というので、私は「レシピのおばあ」と呼んでいる。
レシピのおばあは、「今はとても忙しいけれど、もう少し年をとってヒマになったら、美味しい料理やお菓子を沢山の人に食べさせる仕事がしたい」という。
74歳である。

こうして、沖縄本島に降り立つや、身も心もゆるゆるとゆるんでいくのである。
・・・続く・・・琉球旅情2/3はこちらからも飛べます
by teenspost | 2009-11-15 12:01 | ♪渡り鳥の旅みやげ