新都心のジョン・レノン

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立春過ぎたとはいえ、時折みぞれまじりの冷たい雨が降る今日、埼玉県男女共同参画推進センター「With youさいたま」主催のアサーティブトレーニングのため、さいたま新都心駅におりたった。

さいたまスーパーアリーナやぴっかぴっかのビルが立ち並ぶ新都心のペデストリアンデッキを歩き、同センターのガラス張りの入口に辿り着き、一歩足を踏み入れるや、ギョッとぴっくり!
純白のウエディングドレス姿とタキシード姿の男女を囲むセレブな宴が目に飛び込んできた。
一瞬,場所を間違えたのかと思ったけど、結婚式場となっているホテルの上階にセンターがあるんだわね。

同センターでは、今回が初めてのアサーティブトレーニングの開催だという。
参加者の多くは非正規雇用や求職中の経済的自立を求める女性たち。

いま通り抜けてきたばかりの華やかな宴の光景が幻なら、センターに集う参加者の姿こそ女性の現実なのである。

その矛盾にとらわれるのでも振り回されるのでもなく、アサーティブネスでまずは情緒的自立を取り戻し、リアルにいこう!

そのために今月と来月と2度に渡るプログラムの第1回目は、一生懸命生きてきた女性たち1人ひとりが、まず誰よりも自分自身を慈しみ仲良くなれるセルフエスティーム(自己信頼)に焦点を当てた。

だってねー、あんなにピカピカの純白のドレスきて祝福されたとしても、知らぬ間に女性専門のセルフエスティーム泥棒がいたりするわけだからね。

さて、その帰り道は、駅に隣接するジョン・レノン・ミュージアムに寄った。
2000年の10月にオープンして10年になる今年の秋、来場者数の減少のため遂に閉館するというニュースが先日報道されたばかりだ。

幸運なことに私は小学校時代にビートルズを同時代で聴けた最後の世代。
ということもあって、ミュージアムの展示品や紹介されているエピソードには特に目を見張ることはないし、すりきれるほど聴いた(ああ、なんとこれも、いまとなってはアナログな死語!)ジョンの音楽そのものが「ジョンの遺品」という思い入れが強くある。

だが、生きていれば70歳になるジョン・レノンの幼少からのストーリーと生き様を、いまの若い世代が、時代をさかのぼりつつ、あらためて見聞きする意味は大きいんじゃないかと思う。

以前、イギリス人の友人と東北本線に乗っていたとき、車窓から「John Lennon Museum」という文字を見つけたそのイギリス女性は「なんで?」と目をまん丸くしていたけれど、世界的に有名なジョン・レノンの世界でたった一つしかない博物館ではある。

オノ・ヨーコと出会ってからは、平和運動や女性解放運動にも深く関わり、「女は世界の奴隷か!」とも歌った表現者のジョンが、いまの日本の女性たちの幻と現実を新都心の高層ビルのさらにさらに上から眺めつつ、どんな詩でどんなメロディーを奏でるだろうと想像してはImagineをくちづさんでみた。

♪天国も地獄もない、ただ空があるだけ…


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by teenspost | 2010-02-13 23:03 | ♪徒然Sawanism