野花と泥団子でままごとしていた感覚

f0107724_7534120.jpg渋谷のHMVが閉店したというニュースをネットで見た。
気がつけば、CDを店頭では買わなくなっちゃったものねー。
閉店記念の最後に、スガシカオが「What's going on」を歌ったらしい…ってことは、その模様を誰かがそのうち動画サイトに投稿したりするのかも…なんてフツーに考えるほどに、インターネットは,私たちの生活環境や思考を変えている。
十年前には想像もしなかったことが、あっちでもこっちでも起きている。

随分年寄り臭い話だけど、私の思春期なんてトランジスタラジオで拾う雑音まじりの洋楽が、それだけで宝の山のように有難かった。
どんなにヒットしていても、一晩に1回聴けるかどうか、というスリリングな日々。
おかげで、耳コピーの能力は研ぎすまされ、漫画雑誌も、レコードも、本も友だち同士での貸し借りは日常茶飯事だったから、人間関係能力も鍛えられた。

このTEENSPOSTだって、1992年に開設した立ち上げ期から十年は、そりゃあ、連日のように「新聞・雑誌見ました」という手紙の問合せ・相談が届き、それをすべて手書きで返していたものだ。
中には何年も前の色が変わった記事を同封してくる人もいたし、「テスト用紙の裏にティーンズポストの記事が印刷されていたので…」と相談してきた高校生もいた。(その教師のアイディアは凄い!)

でも、ここへきてそのほとんどが「ネットで見ました」と電話をしてきたり、思春期相談もほとんどがネット経由で入ってくる。
ネットは善くも悪くも匿名性だから、「生理が来ないんですけど、できちゃったかな?」みたいな手紙ではまず届かない相談も少なくはないけど、真摯に哲学する思春期の苦悩もたくさん届くので、ネットの良さはネットの良さとして享受し、そこから先はネットの限界を伝え、手紙の方がいいと思える人には、レターカウンセリングの記述プログラムにつなげ、手紙の持つゆるやかな時間感覚と手書きの効用をすすめている。

かつてはねー、「国立郵便局私書箱11号」が“世界で一番小さな相談室”というウリだったが、これまた時代が変わって、いまや「郵便事業株式会社国立支店私書箱…」という色気のない名称になったもんで、数年前から、スタジオ悠のあるここ町田を相談窓口とし、国立私書箱に届く手紙は転送していただいている。

時代や社会の変化というのは、あらがえないものもあるのである。
そこにしがみつくのでもなく、流されるわけでもなく、とりあえず流れに委ねてみることも必要だと思い、アレクサンダーテクニークの石井ゆり子さんのお誘いがきっかけで最近はツイッターもはじめてみた。

その一方で、変わりゆくものを見つめるからこそ、変わらないものってのも、はっきりと見えてくる。
ネットでつながっても、その先に求めるハートや五感や第六感や情念…それこそが、ティーンズポストの正念場。

f0107724_7531893.jpgとまあ、HMV渋谷店閉店のニュースからいろんなことを考えつつ、キッチンでお昼のお弁当を作っていると、なんだか子どもの頃、野花と野草と泥団子でままごとしていた時の感覚が蘇ってきた。

今日のお弁当は、大豆ミート&茄子ピーマンの香菜炒め。アボガドと大葉の柚子胡椒和え。黒ごま玄米with梅干し。
まだまだ猛暑は続きそうだから,身体をいたわってやんないと・・・。


/////////夏の終わりの思春期キャンペーン/////////

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ただいまタケシと試行錯誤中なので、この数日でもレイアウト変わるかも。

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by teenspost | 2010-08-23 21:24 | ♪徒然Sawanism