19の春に一番求めていたものは?

1990年代初頭、ティーンズポストの立ち上げ期に行政関係に支援を求めて働きかけていた頃、
「10-20代の若者たちを支援するのですか…勤労青年ならば支援(金)は出せるけれど…それ以外は必要ないでしょう」という答えが返ってきて、驚いたことがある。

「10-20代の若者たちというのは親がかりで恵まれているのだから、あとは学校で必要なサービスを受ければいい」という発想なわけだが、その親がかりというのも、「三度のご飯」「住居」「学費」…といったところ。
さらに高じて「成人式・結婚式の費用」なんてエスカレートすると、それはもう若者のためじゃなくて親の世間体のためだったりする。

2000年に入ると、ひきこもり・ニートが思春期問題として浮かび上がり,若者たちのワーキングプワーや就職難が社会問題になってきて、最近では,「就労準備教育」「就労支援」に公的予算があてられてきている。

もちろん、それも大事なことなんだけど、ほんとにそれだけでOK?
いまだその年代への「支援」のイメージは貧困だ。

今、その世代を通り過ぎてきた人たちに問いたい。
10-20代の頃、(特に19歳の頃)、あなたが一番求めていたものはなんだったろうか?

9月25日(土)の男の子エンパワ講座最終回のゲスト、石川大我さんは2002年から「ピア・フレンズ」という活動をしてきた。

f0107724_18472989.gif「10代・20代ゲイのための友だちを作る場がまだまだ少ない。」
「昼間に気軽に行ける出会いイベントがほしい」
「仲間とつながりたいけれど、初めの一歩が踏み出せない」・・・。
 そんな10代・20代ゲイの声を受けてうまれた友だちづくりイベントが「ピアフレンズ」です。
 「ピア」とは、友だち・仲間・彼氏という意味。キミにきっと合う友だち探しを「ピアフレ」が強力にバックアップします!!

「人と人のつながりが産み出すパワー」を信じて多くの「人」と「人」をつなぐ場づくりをこれからも積極的にやってゆきたい。 >>>>ウェブサイトより


石川さん自身が、10代・20代と「仲間を求めつつ」誰にも言えず悩んできた体験があったからこそ今日の活動につながっていったことだろう。
マイノリティ(少数者)であったからこそ、真摯にそこに向き合ってこれたといえるかもしれない。

仲間づくり、居場所づくりは、思春期にはじまり思春期に終わるものではなく、思春期から一生を通じて、人が生きていく営みの核心にあるものだ。
仲間という他者との出会いが、人を自立させる。
そのことの意味を知っている人は、豊かであり,幸福である。

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Vol.3「ゲイユースの友だちづくりの 実践から見た男の生き難さ」
2010年9月25日(sat)13:30〜
石川大我(NPO法人ピアフレンズ 代表理事)

今回は,広い会議室を用意できましたので、当日参加でも大丈夫です。
ぜひ、おいでください。
くわしくはこちらへ

by teenspost | 2010-09-23 18:56 | ♪スタジオ悠々日記