問題と人格はわけられるのよーん

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ゆうべ(6/2)の「べてる式 当事者研究ライブ」、年齢性別居住地もさまざまな人々が十数名集い、スタジオ悠は賑やかな研究の場となった。

振り出しは2007年、4年前の6月に北海道浦河のべてる祭に出かけていって,そのレポートを「Not Aloneフェスタ」で伝えたことにはじまる。
八月の「not alone フェスタ」の会場では、「華麗なる機能不全一族」「不幸癖の回復七福神」「私の中の双子のいじめっ子 金さん銀さん」という3つのテーマの大研究が発表され、大爆笑の嵐だった。

それ以前にも、TEENSPOSTでは、レターカウンセリング、プレイセラピーといったナラティブセラピーや、RET講座をはじめとする認知行動療法を取り入れ、それが定番プログラムとして根付いていたから、べてるの家のナラティブセラピーや認知行動療法の実践には共感するものが多かった。

1990年代から世界的にナラティブセラピーや認知行動療法は注目されてきたわけだけれど、どんなにいいものでも、それをどういう関係性の中で、どんなふうにやるかによっては、まったく別物になることもある。

実際、「認知行動療法? あー、あれだけは勘弁してくれ」という人が沢山いることも知っている。
まあ、そういう人は、どっかでヒドい目にあっているわけだね。

TEENSPOSTでは、ネガティブなセルフトーク(自分自身を責める声)を「私の中のいじめっ子」と呼んできたが、べてるでは、それを「お客さん」と呼ぶ。
こういった当事者主体の解りやすく笑いながら癒していくスタイルは、慣れ親しんできた共通項である。

そうはいっても、べてる生まれべてる育ちの向谷地宣明さんが「元祖べてる式ライブ」を3ヶ月おきにスタジオ悠に運んでくれるようになるなんて思ってもみなかった。
縁とは不思議なものです。

ナラティブセラピーは、メンタルヘルスの社会運動とも言われてきた。
かつての精神分析に代表されるような、いまだにカウンセリングというと専門家がクライアントの心理を読み解き分析するものだと思い込んでいる人は少なくない。
そんなことされたら、ホラーの世界でしょうが。。。おー、コワっ!!

ナラティブセラピーでは「自分の専門家は自分である」ということと、「問題と人格を分ける」ということを大事にする。

まあでも、この「問題と人格を分ける」ということが、個人レベルだけでなく、組織や国政こそが、ほんとにどうにもできずに、こんがらがって、巨大にからみあって、混乱し、ドツボにハマってドッピンシャンで、抜けられずにドンドコショ、となって、“あたりまえの苦労”を投げ出しているのが、現在のニッポンである。

泣くのはいやだ笑っちゃお♪ どっこい生き抜く“自分の助け方”を共に研究するのだ!!

次のべてる式ライブは、9月7日(水)の夜。
8月末のべてる祭の直後に開催の予定。要チェック!!
by teenspost | 2011-06-03 23:26 | ♪徒然Sawanism