油揚げはきつねうどんだけでなく鍋焼きうどんにも入っていることがあるという話

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小学校一年生のときによく遊んだ友達の家は日本そば屋で、入口には「元祖力うどん」という大きな看板が出ていた。

「元祖力」というのは、一体、どんな凄いものが入っているのだろうか?と想像していたが、友達の家を出入りしているうちにある日わかったのは、なーんだ餅が入っている、ということだった。

なるほど、油揚げが入れば「きつねうどん」、天かすが入れば「たぬきうどん」…であるから、餅が入れば「力うどん」で、その元祖だから、つまり「元祖・力うどん」だったわけだ。
しかも、油揚げも天かすも餅も入っている「鍋焼きうどん」というものがあることも判明した。

なんでこんなことを書いているかというと、メンタルヘルスの分野で、例えば「ナラティブ・セラピー」と言ったら、どこでも同じ中身と味付けの“全行程ガイド付き5泊6日旅費ホテル代込みパッケージツアー”みたいな「ナラティブ・セラピー」パックがあると思い込んでいる人がいるからなのだ。

「ナラティブ・セラピー」「グリフワーク」「認知行動療法」「インナーチャイルドケア」・・・いろんなカテゴリーの名称はあれど、「きつねうどん」にもいろんなものがあり、料理人によって味加減も異なれば、また必ずしも「きつねうどん」でなくても美味しい油揚げが入っていることもあるように、カテゴリーがそのままひとつのパッケージなわけではないのである。

べてる式当事者研究は「認知行動療法」とか「ナラティブ・セラピー」というカテゴリーで括られることもあるが、前回7月のライブでは、「グリフワーク」や「インナーチャイルドケア」の要素もあった。

また向谷地宣明さんのコーディネートは、実の親子であっても同じく名コーディネーターである父や母のものとは、また味わいが重なりあうところと異なるところがあり、それがとても面白い。

そうそう、9/7(水)19:00〜「ベテル式当事者研究ライブ」にぜひおいでください。>>>詳細はこちら(今回は、当日参加も受付ます)

また、9/17(土)からスタートする「レターカウンセリング講座」は、レターカウンセラーになって相談者の胸を借りてシミュレーションする「ナラティブ・セラピー」「グリフワーク」「認知行動療法」「インナーチャイルドケア」…など様々な味わいが融合するプログラム。>>>詳細はこちら

うーん、ということは「鍋焼きうどん」かな?

まだちと早い気もする陽気だが、秋も深まり、最終回の11月には、ほっこり心と体を温めてくれることだろう。
by teenspost | 2011-09-06 21:41 | ♪徒然Sawanism