看護職は一流の俳優であれ

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伊達赤十字病院での支援者研修とあわせて、お隣の看護専門学校へ出前するようになったのは3年前。

「看護職は一流の俳優であれ」という信条を持つ看護学校教師T先生の理解もあり、毎回、歌って踊って演じて、楽しく学ぶワークショップとなる。

3回目となる今日は、全3学年が一堂に会し、アサーティブなコミュニケーションをテーマに12の劇が生まれた。

隣では,昨日の支援者研修の準備を担ってくれたナースのゆんちゃんが、一緒にパーカッション叩きながら歌ったり、学生の名演技を見つめている。

ゆんちゃんがこの学校に通っていた35年前には、男子生徒はいなかったし、全寮制だったし、授業もなくいきなり現場での実習に飛び込まされたという。

ましてや、セルアケアやメンタルヘルスの知識等なく、厳しい現場を前に自分をケアするどころか、教員から叱責され、やむなく退学していく友だちが多かったのだそうだ。

「今は、こんなにのびのび仲間と一緒にセルフケアやアサーティブを学べるなんて・・・」とゆんちゃんは感涙にむせる。

9年前に初めてアサーティブを知ったというゆんちゃんが、自分の世代では叶わなかった、後輩たちの様子を心から喜び感激できるのは、ゆんちゃん自身が成長しセルフケアしてきた何よりの証拠だ。

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ここの学生たちは、みな真剣に課題に取り組み、仲間と話し合い、折り合い、協力する、という精神の大人性を持っている。
だからこそ、それぞれの持ち味を発揮した芝居を創りだしていけるのだ。

さらには、昨日までの2days研修で創りはじめた「伊達赤十字オリジナルソング」が、学生たちの言葉を加えて、今日みごとに完成した!

♪Date(ダテ) レッド クロス
 Date(ダテ) もっと クロス

 海 ほのぼの
 空 あたたかい

 なんとかなるさ Yes!
 なんでもOK! OK!


ギター、ピアノ、パーカッション、カズーに学生たちのコール&レスポンスが、看護学校に響き渡り、ハロウィーンの衣装をまとうT先生とゆんちゃんと学生たちのダンスは続いた。

ステキなハロウィンパーティー。
trick or Treat!
自分をかまってあげなきゃね!

そうして、伊達紋別に別れを告げた私は、月夜の海の上をすべるように、鈍行の1輛電車で、東室蘭に到着。
by teenspost | 2011-10-31 20:32 | ♪渡り鳥の旅みやげ