アサーティブネスは人と交流し対話するための共通語

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日本に生まれ育てば日本語を話し、フランスに生まれ育てばフランス語を話す、それが当たり前なのは、子どもは周囲の大人の言葉を真似て成長するからだ。

先日の3.3サンクス20周年感謝祭のゲスト、パプアからやってきたチャーリー(写真右)の祖国には800以上の部族がいて、800以上の言語がある。
そこで、共通語として、「英語」を使う。

最近では、日本を含む英語圏外の民族が英語で対話する場合に、Englishじゃなくて、Globishと呼ぶこともあるが、そういや、沖縄の文化に誇りを持つ石垣島の知人が内地の言葉を「標準語」とは決して言わず「共通語」と言うのを耳にして、標準語という言い方は随分失礼だと思ったことがある。

自分は自分として他者との違いを知り共通語を持つからこそ、固有の文化に誇りを持ち、お互いの違いを尊重できることだろう。

一方で、近代化や開発の中では,家族の言語以上に影響力を持つマスメディアによって共通語が“標準語”として広く普及するにつれ、固有の文化が新しい世代に伝わらない、という問題も出てくるわけである。

言葉は言葉だけでなく,考え方、学び方、コミュニケーション、コミュニティ…さまざまなものに影響する。


ところで、機能不全なコミュニケーションで使われる言語は、これまた特有の性質があり,そこで育つ子どもたちはそれを覚えて大人になる。

それは他者と対話したり交流する言語でないため、機能不全な関係や集団以外では通用しない、という困ったことが起きる。
それが生まれつきの性格のせいだと思っている人は少なくない。

さらに「上手く話せないなら何も話さない」「相手に悪く思われないように言わないで済ます」・・となると、対話する言葉はいつまでも身に付かない。

勇気を出して、失敗しながらも、他人から学んでいけば、新しいステップで様々な人と対話する道を歩き始められるだろう。

アサーティブネスは、他者と対話したり交流するコミュニケーション言語である。

しかも、アサーティブネスには「アサーティブでない自分を選択する権利」もある。


わが国で障がい者の自立生活運動を先駆けたリーダー樋口恵子さん(写真左)は、自立生活プログラムの中でアサーティブネスを広めてきた。

TEENSPOSTは暴力の本質的予防、子どもの権利擁護、支援者のセルフケアとして、1993年から開講してきた。

春休みに開催する「気持ちスッキリ伝えるアサーティブレッスン2days」は、今年度最後のスタジオ悠のプログラムとなる。

なお、ただいま新年度のプログラムを編成中につき、皆さんからのご要望・ニーズを心よりお待ちしています!


●ご要望・リクエストは こちらから
by teenspost | 2012-03-19 15:42 | ♪スタジオ悠々日記