アフリカの子ども支援者と♪Kuta Kuta…

f0107724_2133685.jpg

ケニア、ガーナ、リベリア、エチオピア、南アから9人の母子保健援助職がやってきた。
六月の南米グループに続き、沖縄看護協会から依頼のJICA事業。



沖縄経由アフリカからきた皆さんもさすがにこの暑さは堪えるらしく、駅から歩いてくるだけでお疲れ。
「exhaust」を「ひどく疲れた」というのじゃ芸がないので、「クタクタ」と説明したら、すぐに覚えて、一日中「クタクタ、クタクタ」と言っては大笑い。

f0107724_14324988.jpgこれ、国籍問わず援助職の燃え尽き予防に否認してはならない感情だけど、この音はもうアフリカンリズムの歌だわ♪

午前中はTEENSPOSTのこれまでの歩みと実践をお話ししつつ、質問とそのやりとりだけで、あっというまに時間が経っていった。
熱いキャッチボールは面白い。

f0107724_1451449.jpgスタジオ悠の内装を見回して、「祖国の家にそっくりだ。懐かしい」と言うのはリベリアの男性。

ランチは外へ出て精神保健福祉レストラン杜舞人にご案内。
水曜は定休日なのに、イスラム教徒も大丈夫な豚肉抜きの特別ランチを用意してくれた社会福祉法人コメットに感謝感謝!

折しも、ラマダン(イスラムの絶食をする時期)に入っている女性が1人いて、(オリンピックのモロッコのサッカー選手も飲まず喰わずで試合していたけど)日の出ている間は、水さえ飲まず、それでも「クタクタ」と言いつつ、ビシバシ質問するし、ストレートな反応が心地好いなあ。

国も宗教も異なる4人の女性たちは保健師だったり、これからの母子保健をつくるリーダーたちだ。
それぞれに自分をしっかり持っていて、堅実で、バイタリティがあってユーモアがいっぱい。

食後は、コメット会館の中にある自立生活支援の陶芸所、印刷所、パン工房を施設見学する。

コメットは精神科病院の元看護師が30年前に精神障害者のノーマライゼーションを求めて創られた。
一生入院患者として社会から隔離されて過ごさざるをえない状況を変革するため、精神病院の多いこの多摩地区で生まれた先駆的な事業だった。
近年では、精神疾患が増加する中、ますます重要な社会モデルだ。

当事者を病院と家族が抱え込んでいるアフリカの現状は、日本の30年前の状況に重なるらしい。(日本もまだまだ変革中だけど…)
きっと、その先に続くイメージを百聞は一見にしかずで実感できたんじゃないだろうか。

その後、海外協力の仏教NGO活動でも有名な勝楽寺に移り、石井ゆり子さんにお願いしてアレクサンダーテクニークのワークでからだをゆるめてほどく。
それからアートセラピーを含むセルフケアワーク。

ケニアの公衆衛生保健省の児童思春期プログラム担当官は「レターカウンセリングやあなたのやってきたことはいいね。僕も追いかけてやってみるよ」と言う。
じーん、、、、嬉しいなあ。

f0107724_14342248.jpgマサイ族出身の長身の看護管理官からは、スワヒリ語のステキな言葉をいただいた。

TIANIA ITI MWANA AI MAMIRA
ティアニア イチ マワナ アイ マミラ
「すべて子どもは平等に」


♪Kuta Kuta、Kuta Kuta…あのリズムが聴こえてくる。

Facebookにフォトアルバムがあります。こちら>>>

///////////////////////

061.gif「人生、ここにあり」自主上映会
8月8日(水)19:00~町田市民フォーラム 3Fホール
 法律により精神病院の撤廃が進められていた1980年代のイタリア・ミラノを舞台に、実話を映画化したコメディドラマ。
主催: コメット友の会
詳しくは>>>こちら

by teenspost | 2012-08-02 14:44 | ♪スタジオ悠々日記