「切り子たちの秋」は千秋楽

f0107724_2191322.jpg

TEENSPOSTのコーディネーターとしてお馴染みの小沼武司が、2012年10月4日(木)~6日(土)、六本木の「麻布区民ホール」にて演劇「切り子たちの秋」で好演している。





「切り子」とは機械部品を製作するときに出る削りカスのこと。
昭和49年、秋。東京下町で不況の波に煽られながら、なんとか必死に経営をつないでいる町工場を舞台に、便利、早い、大量生産を求める近代化の波に削り取られていく人々の人間模様、家族のつながりが繰り広げられる、あっという間の二時間。

演劇集団「土くれ」に小沼が加わったのは五年前のこと。
ある日、小沼は「税理士さんたちが40年以上前からやっている劇団があって、そこで芝居をするんだ」という。

そのうち、そこの代表であり演出家の石塚幹雄さんが北海道伊達赤十字看護学校教員の親戚であることが判明したのは、小沼が北海道ワークショップに共同コーディネーターとして参加したときのこと。
いやいや、奇縁というか、世間は広くて狭いというか、これにはびっくり!!

ところで、私は、311以降、1970年代後半の思春期の頃を繰り返し繰り返し思い出すことが多かった。
それまで、《昔に戻りたい》なんて思ったことは一度もなかったのに、311直後は、《夢でもいいから、あの頃からやり直せないものか》とさえ思うことがあった。

ステージからは、その当時の匂いや懐かしさが溢れてくる。
しかも、青年役を演じる小沼は、その当時にこの世に生まれたのだから、演劇は面白い。

年齢性別をこえて、「失われたもの」を共有したい。

明日10月6日(土)は千秋楽。14:00と18:00の二回公演となる。
お時間ある方は、ぜひお薦めです。


▼・。・▼ ♫ • * ¨ * • . ¸ ¸ ♪Kuro News/////////////////

小沼たけしの「心ほどく演劇ワークショップ1日体験」
2012年11月3日(土)13:00-16:30
詳しくは>>>こちら

by teenspost | 2012-10-05 21:43 | ♪徒然Sawanism