アフリカの風、沖縄で弾ける!!

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先月の末、町田のスタジオ悠にやってきたアフリカの母子保健専門職と、沖縄に場を移してあらためて研修を行った。

ラテンアメリカ、中米、北アフリカ…と3つのグループを経て、今回はアフリカといっても、中央から南の国々の人たちだ。
それぞれにリアクション、仕草、日常動作が異なるのは当たり前だけれど、初対面の町田スタジオ悠では、終始みな真面目な表情を崩さず、言葉数も少ない。





講義内容がピント外れてるのかな?と、ちと不安になるも、「彼らは心から感動したり共感すると、ああいうふうになるのです」と同行したコーディネーターのTさんに言われて、ちょっと安心。

イスラム圏のヒマールというスカーフを頭から背中までまとったスーダンの女性からは、「今日の話は思春期の息子を育てる母として、ものすごく勉強になった」と言われて、思春期問題の本質は国籍を超えるのだと思う。

午前中の講義を終えて、さて、それでは、内面にたたえた情念を解き放とう!

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…というわけで、全員、弾けました!

TEENSPOSTの出前では、各地のサポート会員が協力してお手伝いしてくれるのだが、今回は元スタッフで宜野湾在住のイハちゃん、元横浜市精神医療ソーシャルワーカーで首里在住のふーちゃんの2人がアシストしてくれた。

横浜市で37年勤務したふーちゃんは、午後のアイスブレイクから「笑いヨガ」でアフリカメンバーとお腹を抱え、床を転げ回って、弾けた。

f0107724_1494888.pngそこから、アート、シアター…と様々な表現を用いて非暴力ワークショップは楽しく実を結んだ。

この弾けっぷりは、なみなみならぬ現実の中で鍛えられたセルフエスティームそのものだ!!


今回のメンバーの祖国の事情は貧困、政情不安を背景に厳しい現実がある。

表題写真の最前にいる女性の祖国西アフリカのシエラレオネは内戦が続いて世界一寿命の短い国であり、彼女の担当地域の一般死因は 、第一位が貧血 で、第2位がHIV(AIDS)…と続き、5歳までの子どもの死亡率は35.8%で、3人に一人が5歳までに亡くなるという。

f0107724_13585537.pngそれでも、マラウィ共和国(アフリカ大陸南東部:右地図参照)から来日した最年少の25歳の男性(助産師)は、「私の母親は愛情こめて自分を育ててくれた」と言っていたのが印象的だった。

「お母さんはどんな方ですか?」と尋ねたら、「正直に気持ちを伝えるアサーティブな女性」との答え。

そう、どんな環境にあっても母と子の対話は、子どもの精神構造の基盤となる。

そういえば、彼は終始、自然体のムードメイキングで他のメンバーを和ませ、それでいて、自分のペースを崩さない若者だ。

先進国でも途上国でも、情緒の交流は変わりなく大事な豊かさ。

自分も相手も自由にする「愛」を女性が保ち続けられるような社会支援こそ、これまでTEENSPOSTが目指してきた母子保健である。


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by teenspost | 2012-12-05 10:56 | ♪渡り鳥の旅みやげ