石垣島の八重山高校演劇部の晴れ舞台に笑いと涙とまらず

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石垣島の八重山高校演劇部が創部3年目で沖縄県初の全国大会出場の快挙!




その朗報とともに「TEENSPOSTのみなさんで、国立劇場に駆けつけてほしい」という速達を石垣島のTさんからいただき、すわ、私設応援団を結成!
(写真は沖縄タイムスの記事より)

全国高校総合文化祭というのは、全国から12校しか出られない「甲子園より狭き門」。
制限時間60分ギリギリまで使って、脚本・演出・役者・照明・効果・音楽・舞台セット…すべて高校生の感性が仲間とともに世界に一つの総合アートを生み出す。

これまで郷土芸能部の全国大会では国立劇場をはじめ何度か応援に馳せ参じたが、演劇は初めてのこと。

上演作は「0《ラブ》〜ここがわったぬ愛島(アイランド)〜」
国立劇場で八重山高校演劇部の晴れ舞台観劇、感激!
客席は爆笑の連続。終演後のインタビューに至るまで,お腹を抱えて笑いつつ、嬉しくて涙が出てくる。。。

登場人物はそれぞれ八重山諸島の島の名前がついている。

石垣さんは、つけまつげでメイクした高校ギャル。送料無料の通販で「一部地域を除く」に石垣が入っていることが気に障る。
竹富さんは、おばあ臭いと言われつつ、沖縄天ぷらをすすめる郷土芸能部のダンシングガール。
黒島くんは、愛する牛を育てて美味しく食べてもらいたいと願う畜産青年。
波照間さんは、不思議な祈祷をするオカルト少女。
新城さんは、寡黙な神秘の女子。
小浜くんは、イケメン目指して恋に生きるサッカー部員。
与那国さんは、自衛隊誘致反対の祖母と賛成派の父に育った。

そこに、内地から転校してきたピンとはずれの正論女子がからむ。

これだけでも、八重山ファンにはたまらないキャラ設定。

観光客のマナーがいかに酷いか、でも観光に頼らなきゃならない離島の経済状況ではモノも言えないとか、尖閣諸島の問題やら・・・話題は尽きない。。。

しかも、このメンバーで文化祭の出し物を決めるというわけだから、当然、まとまるわけもなく、対立と拮抗の連続。
でも、そこはそれ八重山スピリチュアル・・・深刻にならず、真剣に向き合いつつ、ナンセンスでかわしつつ、適度な距離を取りつつ、難なく乗り越えていく。
アイヌ文化で言うなら「チャランケ」。。。そう、これぞ非暴力だあ。

f0107724_231171.jpgストーリーの背後にある世界観も素晴らしけれど、とにかく1人ひとりの声のトーンが、うーーーん、言葉にならないくらい素晴らしく魅力的。
石垣島の人は唄者でなくても、なんでこんなに声の響きがいいんだろ? といつも思っていたけれど、
声のトーンというのは,偽れるものではない。
その人の素のそのままが表れる。

その声で発される八重山ギャグの数々。
このセンスは、一朝一夕には育たない。ましてや、フジTVや吉本程度の影響くらいではどうにもならない。
やはり、生まれたときから、アンガマをはじめとする島の芸能文化を見て、空気のごとく吸ってきたからできることなんだろうな。

高校時代に戻りたいとは思わないけれど、もし戻れと言われたなら,迷わず私は石垣島に留学したい。




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056.gif2006年4月1日にスタートしたこのブログも7年目を過ぎました。
この間、ツイッターやFacebookやウェブ掲示板や新しいSNSも登場する中で、いろいろ考えて、このクログを愛してくださる方とより心通じる場をつくりたいと、来月半ばから、TEENSPOSTの支援者、協力者、会員を中心にして、「パスワード」設定のクローズドのブログにしたいなあと考えています。

よろしければ、ご意見ご要望を聴かせてください。

by teenspost | 2013-08-27 23:33 | ♪徒然Sawanism