黄色いタイ

しばらく日本を留守してタイに行っていました。
今回は医療福祉機構助成「子どもと大人のための非暴力プログラム啓発事業」の一環として、タイ・ミャンマー国境のストリートチルドレンの調査と救援センターとシェルターを運営している現地NPOの視察です。

依存症、暴力という世界の病が集約された国境の橋の下で暮らす子どもたち(写真下)と、その子どもたちの自立のサポートをする20代〜30代のNPOスタッフたち。
そのレポートはまた後日ウェブ連載エッセイ「やふぁらがんじゅう」に書くつもりです。
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タイはちょうど王位60年記念行事で国を挙げてのお祭り。
なんでも王様カラーが黄色ということで、みんな黄色いシャツをきて、街中は黄色一色。

私は国境のフィールドワークで沢山の子どもたちの哀しみに触れ、痛みに打たれ、チェンマイ市街に戻ってきたところで、疲れと暑さで貧血を起こし、最終日は病院に一泊お世話になり、病院の車で飛行場へ直行となりました。
(病院のスタッフも白衣じゃなくて、黄色いシャツを着ている人が多かった)

帰路チェンマイからバンコクで乗り継ぐ時にへたってしまって途方に暮れていたのですが、タイ航空の男性職員が車イスを用意してくれて、柔らかな笑みと落ち着いたトーンの言葉で安心させ、かつフライト寸前までタイマッサージを施してくれました。
今思い出しても、胸がジーンとする、ケアの神髄を学ばせてもらいました。
ああいう真心をもらえたら、人は誰だって幸せに生きられると思います。

旅に出る度に、いろんな人に助けられ支えられて生きている“自分”という存在をあらためて感じます。
by teenspost | 2006-06-14 19:06 | ♪渡り鳥の旅みやげ