ただいま!

今日からスタジオ悠が再開しました!

午前中のフォローアッププログラム「あるがまま」では、それぞれの日常の場面の機能不全のコミュニケーションをどのようにして機能的な関係づくりにしていくか? 手を放すとは具体的にどうすることなのか? グループカウンセリングならではのダイナミクスが活かされて、気がつくと三時間たっていました。

そのテーマとはまさに「暴力」をこえる、被害者にも加害者にもならない、新しい生き方の模索です。
さらに、それを模索するのも、対等な平場でお互いの体験と情緒をやりとりしながら生み出していく“粘り強い対話”という非暴力です。

先週一週間、臨時休業をいただいて、米国サンフランシスコへと飛び、そこで長年、非暴力のコミュニティづくり、関係づくりを実践してきた暴力予防教育家を訪ねました。

思い起こせば5年前、ミネソタの依存症回復施設Hazeldenで踊りながら全米を廻るファンキーな思春期カウンセラーから一冊の本を紹介してもらったのです。
その思春期の暴力予防テキストは暴力の構造を明らかにし、非暴力の精神を次代へと継承する画期的なもので、翻訳する傍から使わせてもらっていたのですが、今年の春、その著者にコンタクトを取ったところ、自宅でワークショップをしてくれることになり、今回、北海道から沖縄までの関係者7人で訪ねました。

ホテルまで自分の車で迎えにきてくれたその時から、一目見てすべて納得できました。
紫の花が咲きこぼれる築百年の自宅でのワークショップは、自然体であたたくて居心地のよいリビングに通され、アジア系とアフリカ系の二人の女性のサポートが加わり、期待通りのものでした。
ワークショップの合間にキッチンのオーブンで香ばしいブルーベリーマフィンを焼き、私たちのランチをデリバリーし、「最近、一番下の子どもが家を離れて、近くには孫が住んでいるんだ」と語る。。。書いていることと言っていることとやっていることがすべて一致しているピアスの似合うステキな男性でした。

ほんとうに偉い人というのは、いくつになっても、けして偉そうではないです。

他者の声に耳を澄ませつつ、自分の情念を表現する姿って、なんてノーブルなのでしょうか。
“聴きつつ、伝える”人間の品位にうっとりしながら、勇気と信頼をいただくことができました。

今月末からは、そのお土産と新しいプログラムをもって、北海道から沖縄まで各地を廻ります。
by teenspost | 2006-10-03 17:29 | ♪渡り鳥の旅みやげ