6年ぶりの手紙

f0107724_2146668.jpgAちゃんから六年ぶりに手紙が届いた。
近況と共に、自作の詩集が同封されていた。

Aちゃんは17歳のときに初めてティーンズポストに手紙を届けてきた。
以来、可愛らしい手書き文字で、哀しみと怒りと嘆きを書き続けた。

いつもいつもそうだけど、「書く」ということの意味と「真摯に生きる」ことの尊厳を十代の相談者から教えられてきた。

Aちゃんは二十歳の誕生日を目前に、律儀にも「これまでお世話になりました」という十代の最後を告げる手紙を送ってきた。

こういうとき、ほんとうに切ないんだけど、後ろ髪引かれる思いで、Aちゃんの幸せを信じて祈って手を放し、新しい旅立ちを見届けた。

それでも、時折なにかにつけて、「どうしているかなあ? 元気かなあ?」と空を仰いでいた。

だから、突然思いがけずに届いたAちゃんの手紙に懐かしい筆跡を見つけたとき、あわてて開封した。大切に読んだ。

ようやく、Aちゃんに返事を書ける時がきたようだ。
思いもかけず六年ぶりに。

こんな気持ち、うまく言葉にならないかもしれない。
だけど、手紙って、いいなあ。
by teenspost | 2007-02-16 17:33 | ♪徒然Sawanism