銃について話そうよ!

昨年から着手している「非暴力プログラム」は米国のカリフォルニア州オークランドのNPOが作った十代のプログラムを下敷きにしているのだが、その中には当然「銃」の問題もある。

その十代向け暴力予防プログラムでは
◆ 銃で傷つくのは誰だろうか?
◆ 銃を使うのは誰なのか?
◆ 銃による暴力(傷害、殺人、自殺)は、どれくらいあるのか?
◆ 最も使われているのは、どんな種類の銃なのか?
◆ 銃で金儲けをしているのは誰なのか?
という問いかけにそって、クラスや少人数のグループでディスカッションをはじめていく。

それから、ティーンズに身近に考えてもらうための具体的なデータを提供する。

◆米国では十代が銃によって命を失うケースが、この十年で2倍になっている。
◆その数字は世界的に見るとダントツ一位で、二位以下の8カ国で亡くなった若者の合計をさらに8倍した人数である。
◆カリフォルニア州では、マクドナルドの店舗が人口3500人に一軒の割合であるのに対し、銃の売人は人口1000人に対して1人いる。
◆その多くは開発途上国にも供給されている。

そして、さらにディスカッションを深めていく。

◆ どこで銃を見かけるか?(実物だけでなく、おもちゃの銃や、映画・ビデオ・テレビ・ビデオやコンピューターゲーム・アニメ・マンガ雑誌などについても)
◆ いちばん最近、おもちゃやゲームの銃の引き金に手をかけたのはいつか? どんな感じがしたか?
◆ どうして、銃は人々を惹き付けたり、自分が強くなったような気にさせるのか?
◆ 銃がみんなに恐怖を感じさせるのはなぜか?
◆ いま銃について話すのが難しいのはなぜなのか?
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こういう問いかけを元に、子どもや若者たちが、親や教師や身近な大人と一緒に話し合う機会を持つことは、いま日本においても必要なことだと思う。

大人から提示されたものに、ただ従うのではなく、
異なるものとの対話を通じて、
不安や恐れの向こうに新しいイメージを創る。
そういうパワーを持っているのが若者たちだ。

若者たちは、そういう対話や学び方を求めているはずだ。
それが、銃や暴力にとってかわるものとなる。

(写真上  キャンパスで討論するUCLAの学生たち 2006年9月)
by teenspost | 2007-04-22 20:12 | ♪徒然Sawanism