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ありのままのカッコよさ

べてるの家は日高地方の海辺の町にある。
空港からは車で三時間。
一本レールの上を一車両のJRが走る。
浦河という過疎化の進む小さな町だ。
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そこに精神障がいをはじめ様々な障がいを持つ当事者が16のグループホームを持ち、社会進出を旗印に「商売」に挑戦し、いまや年間2000人の見学者がやってくる。
その地域貢献度は計り知れないものがある。

べてる祭りの「街づくりシンポジューム」では、当事者とともに地元の農家,畜産家、漁師さん、町長,教育長…も壇上に上がり、「人と人とのコミュニケーションが困難な人でも共に生きていける町づくり」を語り合う。

25年前に浦河赤十字病院精神科へやってきた川村医師は、病者の持ち味が最大限に生かされるよう、医療の常識という束縛に挑んできたという。
名付けて「低脳薬医療」
「答えのないことをやってきて、失敗だらけだったけど、楽しかった。そうして、豊かすぎる、世界に一つしかない場所が生まれたのだ」と。
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写真は べてるの家ヒット商品「くすり」各種(中身は昆布飴)

帰路は、べてる祭り特別チャーター便のバスで、日高山脈を北上し、夕張、二風谷村、富良野、美瑛、旭川…と走り、終点、旭山動物園へ。
シロクマも、ペンギンも、アザラシも…ありのままの美しさを見せてくれる日本一の動物園だ!

ありのままのカッコよさを堪能した贅沢な三日間。
♪There will be an answer let it be〜
(ひとつの答えがあるだろう。レット イット ビー。ありのままに)

今回べてる祭で得たものは、8/18(土)のNot Alone Festa2007でリポートしま〜す。
乞うご期待!  1日フリーパス前売り中! みなさん、ぜひ来てください!!
by teenspost | 2007-06-18 17:00 | ♪渡り鳥の旅みやげ