BEAUTIFUL! クリスティーナ

f0107724_15593992.jpg去年から着手した非暴力SPA(Safer Peaceful Action)ワークショップの中では、クリスティーナ・アギレラの歌う「ビューティフル」をよく使う。

父親による暴力におびえたアギレラの子ども時代の体験から、社会的弱者への共感を歌った名曲だ。
「どんな言葉だって、あなたをおとしめることはできない。
あなたはステキだよ。今日、自分を傷つけないでね」と。
この曲から、十代の若者たちは非暴力の精神を感じ取ってくれる。

そのアギレラが来日しているからには、一目見ないとね、と日本武道館へ。
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それぞれに自分のお洒落を楽しんでいる女の子たち,男の子たちにまじって、アリーナ最前列かぶりつきで見てきました。
いやー、もう想像を超えてましたね。
歌うますぎ!!
総勢20人以上のダンサー、コーラス、ホーンセクション、バックミュージシャン凄すぎる!!
まさにBeautifulなステージ!!

f0107724_15571213.jpg華やかなステージの途中、暗転したステージのスクリーンに男性から暴力を受ける女性のモノトーン映像が映し出されると、アギレラは「Oh Mother」を歌い始めた。
この歌はマドンナの「Oh Father」の返歌のようでもある。
それはアギレラがDVに傷ついた自分の母親に捧げた歌だ。

そして、ラストは、きらびやかな衣装からシンプルな白いシャツをはおって登場。
歌うは、やっぱり、「Beautiful」だ。

暴力に抵抗する戦略には、「生き残るための戦略」と「自由のための戦略」があるという。

「生き残るための戦略」は、それがどんなに無防備な子ども時代の自分を守るための術であったとしても、多くの場合、大人になるにつれ、どうにもならない生き難さにつながるものだ。
だが、なかなかそれを認めず、手放さず、そこにしがみつき、「自由のための戦略」を選ぼうとしない大人は多い。

26歳のアギレラは、闇をのろうくらいなら、自分に明かりをともせ!とばかりに、「生き残るための戦略」をこえて、ありのままの女性性をからだ全体で表現し、美しさと勇気という「自由のための戦略」で輝かせる。

そして、ショービジネスで得た財力で、各地の被虐待児や暴力被害女性を支援するNPOに寄付をし続けている。

新しい潮流を生みだす、新しい世代のステキな大人に出会えると、希望がわいてくるね。


追記
TINGOS!は7/7の七夕ライブと8/18Not Alone Festaを目指して、今週末23日の土曜日には、まちだ中央公民館ホール(109ビル)で6時より、こちらも、歌う非暴力でーす!!

by TEENSPOST | 2007-06-21 16:10 | ♪徒然Sawanism