国立劇場に吹く石垣島の風

f0107724_22364858.gif第18回全国高等学校総合文化祭優秀校東京公演。
日本最南端の八重山商工高校、郷土芸能部による演目は「果報(かふ)の世(ゆ)ば給(たぼ)ぅられ」。
豊かな稔りへの喜びと神への感謝を歌い踊る伝統芸能のひとつ、竹富島の種子取祭の奉納芸能。
八重山の人々は、琉球王朝の過酷な税制度の中で、芸能を通じて生きる希望と糧を蓄えてきたという。
そのメンタリティは長い時を経て、今の時代にも確かに受け継がれていく。
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高校生たちが歌い踊る豊かな関係性と世界観は、あの国立劇場の大きなステージでも、とても収まりきらないほどだった。

表彰と記念撮影のため楽屋から前庭に出て来ては、晩夏の空の下で、ふたたび踊る,踊る,踊る・・・
校長先生の鳴らす指笛がピーピーと響き渡る。

東京のど真ん中に石垣島の風がそよいでいた。

帰り道、ほんの少し秋の匂いがした。

(動画はi-modeとEZweb、あるいはQuickTime Player 6.5以上でご覧になれます)
by teenspost | 2007-08-26 21:54 | ♪徒然Sawanism