ゆたかな潮風あびて翔南高校

f0107724_15485030.jpg翔南高等学校は、宮古島の美しい海を堪能できるパイナガマビーチのそばにある。

海洋科学科、食品科学科、商業科は来年隣接する農林高校と合併して、平成20年4月1日から宮古総合実業高等学校となるという。
食品科学科は缶詰を作ったり、海洋科学科は船も持っていて、マリーンスポーツコースもあるそうだ。

生徒さんたちは、とても豊かな表情をしている。

「ティーンのための依存症予防講座 アルコール問題から学ぶ豊かなコミュニケーション」に熱心に耳を傾けてくれた。

沖縄ではこのところ未成年の飲酒問題が大きな社会問題となっていて、校長先生もしきりと、「タイムリーです!」と、熱心にメモをとりつつ生徒さんと一緒に耳を傾けてくれた。
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未成年の飲酒問題といえば、これまでは禁止と懲罰という対応しかなかったのだが、今回のプログラムでは、タイトルにもあるように、アルコール依存症を知ることで、そこから、ゆたかなコミュニケーションを創り出していこうという本質的なアプローチで挑んでいる。
アタマだけの理解ではなく、五感を使って楽しみながらハートに響くようにクイズやゲームや映像も用意している。

つまり、「問題」を隠したり、消したり、「問題を持つ人物」をコントロールすることで関係を壊すのが依存症の症状が招く機能不全であるのだから、それを明らかにして、オープンに話すことで、「問題」から学ぶ文化を創造するという姿勢がなければ、依存症の予防や回復はありえない。

また、それは、DV、虐待、ウツ、自傷を含めた暴力予防や、思春期の自立支援ともしっかりつながっている。

「依存症」という誤解と偏見に満ちた病に対して、新しい情報を得て新しい姿勢で向き合えるのは、既存の価値観に縛られている大人よりも、若い世代こそが持ち得るしなやかさという強みである。そこに希望がある。

連日のハードスケジュールで、さすがにへばっていたけれど、生徒さんたちの豊かなエネルギーをもらって、今日は海風に吹かれてタラソセラピー(海洋療法)だ。
by teenspost | 2007-10-24 15:57 | ♪渡り鳥の旅みやげ