スタンド バイ ミー

夕方、町田の商店街の雑踏を歩いていたら、沖縄の石垣島から電話が入った。
しばらくすると、今度は、イギリスからも電話が入った。
どちらも、すぐに飛んでいける距離から聴こえてくるような気がした。

心の距離は不思議だ。

そういえば、今日は思いがけない朗報も届いた。
昨年取り組んだ独立行政法人 福祉医療機構助成「子どもと大人のための非暴力プログラム啓発事業」が、その年の特に優れた優良事業として選出されたということだった。
平成14年度の「アルコール家族の子どもケアプログラム事業」も優良事業として評価を得たので、2度目のことである。

このような先駆的なプログラムに対して、客観的視点から高い評価を受けることは、なによりの励みとなる。

その事業は、小手先の対処や防災訓練のようなスキルではなく、暴力から自由になる世界を非暴力によって創造するというチャレンジだった。
非暴力とは、困難な道を楽しみながら共に歩いてくれる味方・仲間がいるからこそ実現するものだ。
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今回の選出理由として、外部有識者からなる基金事業審査・評価委員会より次のような言葉が添えられていた。

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事業報告の内容、成果物の水準等から見て、団体としての力量が極めて高いことがうかがわれる。
リーダーの資質とこの仕事に賭ける信念や情熱に信頼できるものがあり、この団体によってエンパワメントされた回復者たちをスタッフや協力者にしながら着実に活動を発展させていることが、十分にうかがわれる。
今回の報告と成果物を見る限り、これだけの活動が1年間に本当に可能なのかと目を見張るばかりである。
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有り難い言葉をかみしめながら、東南アジア、米国、北海道、首都圏、名古屋、関西、九州、沖縄…と、この先駆的事業に力を貸して、一緒に歩いてくれた各地の人々の一人ひとりの顔が目に浮かんで、胸が一杯になった。

この事業の様子に関しては、「非暴力のつながりを生みだす」や絵本「クマのリーダー」(ともにTEENSPOSTより刊行)をぜひお読みいただきたい。

さて、開設から17年目の春を迎えた今月は、特定非営利活動法人TEENSPOSTが始動した。

非暴力という“だれもが持ってる美しい力”、それを分かち合い表現し創造していく作業は、これからも沢山の人に出会い、無限に広がっていくだろう。
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映画「スタンド バイ ミー」の舞台となったシャスタ山麓 。このプロジェクトの米国視察の折に歩いた道。sep.2006.
by teenspost | 2008-03-10 21:28 | ♪徒然Sawanism