女性同士のピアサポート

京都で2日間女性のための非暴力ピアプログラムのワークショップを開いた。
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同じ傷みを持つもの同士だからこそ成り立つピアサポートだが、女性がどのようにして失ったパワーを取り戻そうとするのかによっては、女性の価値を信じられないことから男性への依存へとつながったり、同じ傷みを持つもの同士でパワーゲームをしたり、不要に争ったり、手と手を差し伸べられないことがおこる。

だから、まずは、どのようにして自分の力を失ったかを見つめ、自分の内なる力を信頼し、自分自身の女性性を受け入れることから、女性同士がつながりあえる新しい道を様々な表現で模索する機会が必要だ。

今回の参加者の多くは京都を拠点とする女性の自助グループLA関西のメンバーたちだ。
毎月第二土曜の午前中にミーティングを開くことを、もう13年も続けてきたという。
女性の暴力予防のために、女性の自助グループが果たす役割は重要なものだ。

それにしても、13年前に立ち上げた女性メンバーたちの魅力的なこと。
実に愛すべき、いい年の取り方をしてる。
毎年新しいメンバーが加わるワークショップの中では、古くからいるメンバーたちが、かけがえのないムードメイカーとなって、場の空気を和らげてくれる。
迷いながら悩みながらも、お互いがお互いの持ち味を理解し、それぞれに補完しあう関係をつくっているのが、よくわかる。
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帰路、宇治の平等院を歩いた。
52体ある雲中供養菩薩像が、のびやかにおだやかに、歌いながら踊りながら、さまざまな楽器を奏でながら、自らのためだけでなく、他人の利益を考えつつ、人とともに歩み修行する姿が、「アライ」とか「ピア」という言葉と重なって目に映った。
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by teenspost | 2008-12-15 21:29 | ♪渡り鳥の旅みやげ