名古屋2日間、無事終わりました。
来てくださったみなさん、ありがとうございました。

一日目のワークショップはいきなりピアノ漫談?から。
ギター漫談波田陽区、ベース漫談はなわ、ウクレレ漫談牧伸二(←古い!)に続け…というわけでもないんだけど、
主催のつながれっと名古屋は去年のワークショップに際し、ピアノを用意してくださったのだが、そりゃあ責任を持って愛しんでケアしなければなりません。
楽器は人と同じで慈しんで触らないとと、スネます、グレます。

今回は、仕事の合間をぬって、大須観音から矢場町あたりを散策。
おばちゃん、おじちゃん、アフリカ系、ラテン系、アジア系…年齢、人種、歴史文化を超えて、観音様、身代わり不動、寄席、古着屋、エスニック、大道芸…古きものと新しきもの、異なるものが渾然一体となって面白〜い。
こういう街は一朝一夕に創れるものじゃないから、変化し続ける文化遺産だと思います。
f0107724_2159471.gif名古屋じゃ知らない人はいない「矢場とん」という味噌かつの老舗は今日も長蛇の列。
オリジナルキャラクターとグッズまで作っていて、このブタキャラのおバカ深いセンスは、ティーンズポストのクロちゃんと張ってます!
このデザインのタオルを店頭で販売し、「8月10日は、矢場とんの日 夏だ! 矢場とん祭り! 広げよう味噌かつの輪!」だと。
うーむ、思わぬところにライバル出現!!
8月12日の「Not Alone Festa」も負けてられませーん!!!
by teenspost | 2006-07-31 11:47 | ♪渡り鳥の旅みやげ

週末は名古屋で

へい、まいど。
週末は名古屋へプログラムを出前いたしまーす。

毎年恒例となりました「つながれっと名古屋」名古屋市男女平等参画推進センターの夏季セミナーです。
土曜は「ひとりでできる心の手あて 自分いじめにサヨウナラ!」と題したワークセミナー。こちらはご好評につき定員増加し、70名満員御礼で申込み閉め切りとなりました。
日曜は「デック 子どもたちは海を見る」シネマ&トーク、名古屋初上映となります。
先日の都内で開かれた「国連難民の日映画祭」では、立ち見も出る盛況ぶりだったとか。
名古屋はまだお席がありまーす!
お近くのお知り合い・お友達にも、ぜひお知らせください。

以下、同センターホームページより
<パート1>シネマ「デック 子どもたちは海を見る」
<パート2>トークセッション
 八巻香織さん(ティーンズポスト代表、映画の日本語訳に協力)を迎えてのトーク。
 映画にまつわるエピソードとともに、映画の中の子ども達の姿を通して見えてくる「家族、自立、教育」など様々なテーマについて語り合いましょう。
日 時:7月30日(日)午後1時〜4時
会 場:1階交流ラウンジ
参加費:1,000円
申込み:センター窓口(電話052-241-0311)もしくはFAX(052-241-0312)、E-mail(receipt-tsunagalet@sweet.ocn.ne.jp )にて、催事のタイトル、氏名、住所、電話番号、性別、年齢を記入して送信願います。
また託児(500円/回、未就学児までお一人につき)のご要望につきましては、窓口へお問い合わせ願います。
by teenspost | 2006-07-28 10:53 | ♪渡り鳥の旅みやげ

今日は相模原市保健所の地域保健福祉の仕事で津久井町まで行ってきた。
ひきこもりの子を持つご家族と支援者のための研修会だ。
相模原市の保健所では毎月定期的に開いている相談会だが、津久井町は今年から相模原市と合併したことで、地域保健サービスの範囲が広がったというわけだ。
相模原の中心街から車を走らせること小一時間、山並みが目の前にせまってくる。
近くには津久井湖もある。
ふと、先月訪ねたミャンマー・タイ国境の風景とオーバーラップする。

研修会にはご家族と支援者が半々で集まった。
2時間という限られたなかで、絵本や紙芝居を使いつつ、「ひきこもり」という「時代と社会の現象」をさまざまなアプローチから見つめ、ご家族や支援者にできることを共に考えていければと思う。
ご家族の多くは自責感や罪悪感にとらわれているけれど、それこそが若者たちの自立をはばむことがある。

 わざと家族や親を困らせようとする子どもなどいない。
 どの子どもも、子どもは親思いだ。
 より良く生きたいと願っているのは誰よりも本人なのだ。

という当たり前のことを信じられる力を回復することが、はじめの一歩。

「働くことは苦役」「独占こそが成功」というイメージを与えられた若者たちが、働きたくない、社会に出たくないと思うのは当然のことだ。
家族や相談職だけでなく、社会全体がその歪んだイメージから脱して、子ども・若者の成長を温かく見守り、自立をサポートできる機能的な情緒力を取り戻せたらと思う。

「働くって、なに?」
「豊かさって、なに?」
「幸せって、なに?」

若者たちが発する問いに応えていくことで、ひきこもり問題が恵みとなる。
by teenspost | 2006-07-26 18:32 | ♪渡り鳥の旅みやげ

さりげない贈りもの

f0107724_2130660.jpg先週、宮古島から減農薬マンゴーが届いた。
箱をあけたとたん、長引く梅雨空の向こうから、南の島の匂いがあふれてきて、目の前に沖縄の熱い太陽と海風と青空が広がった。
小さなメモに温かな手書き文字が添えられていた。
マンゴーも美味しかったけど、目に見えないものが嬉しくて、すぐにハガキを書いた。

土曜日の玉川学園文化センターの管理人のおじさん。
手続きやピアノの搬出や片付けや、その時折に、ちょっとした気遣いや言葉かけが優しい。
そのおじさんがいる日は、気持ちよく練習を終えて、駅に向かう。

いつもより終業が遅くなった今日は、体調不全もあり、スタジオ悠の前からタクシーを拾った。
親しみやすいやわらかい笑顔で応対するドライバー。
声のトーンが終始やわらかく、温かい。
心にすっと届いてくる。
たった十分ほどだけど、心地よく家路についた。

ほんのちょっとのことだけど、目に見えない、さりげない贈りものをする人たちがいる。
by teenspost | 2006-07-24 17:08 | ♪徒然Sawanism

現実は変わらなくても…

 長引く梅雨に、熱とのどの痛みを伴う風邪が流行っているようだ。
 事務局では先週スタッフの一人が突然高熱を出してダウンした。

 なんとなーく具合が悪いのを先週から市販の風邪薬で誤摩化していたけれど、どうにもダウンしそうな気配だったので、今週の木曜日は、自宅近くの病院経由で出勤することにした。
 予想以上に病院は混んでいて、おまけに電波状態が悪くて携帯が使えない、受付で頼み込んでタクシーを頼んだもののタクシーはなかなか到着せず、おまけにドライバーが道を知らない新米、早道抜け道の一本道を大型トラックがふさぐ…というこれでもかというくらいネガティブな事態が積み重なって、RET講座に25分遅れで到着。

 そう、RETは「現実は変わらなくても、考え方を自由にすることで、嫌な気分に縛られず、心の自由、選択の自由をえる」という、ウツ状態に際して抗ウツ剤以上に効果あるというセルフケアのスキルだ。
 まさに、その朝の事態は取り上げるにふさわしいケースだ。それに、実践的に身につけるには、ホットな具体的場面を例にするのが最適なのだ。

 かくして、その日の出来事の説明からRET講座ははじまった。
 RETをはじめ、スタジオ悠のプログラムは、どれも身近な日常生活で生かせる知恵ばかりだから、どしどし使って欲しいなあと思う。

 さてと、本日第四土曜は定番フォローアップ・グループカウンセリング「エスティーム」を終えて、玉川学園文化センターでTINGOS!の練習だった。
 録音したテープを今しがた自宅に戻り、再生して聴いてみたけど、なかなか、いいよ!
 フェスタのステージに向けて、みんなかなり気合いが入っている。指導も厳しくびしびし入るが、どんどんステップアッブしていく。
 もちろん、まだまだ練習の余地は沢山あるんだけど、それだけ上達できるということだ。
 本番はトロンボーンのソロも入る予定だしね。お楽しみ。

 それにしても、ピアノというのは自己完結できちゃう孤独な楽器なもんで、常に切なくもあるんだけど、歌伴をしていると人と人とのつながりに包まれて、not aloneなのである。
by teenspost | 2006-07-22 09:51 | ♪スタジオ悠々日記

This little light of mine

 はい、「元気のでるワークショップ」の2日目です。
 今回はコーディネーターに樋口恵子さんと全国障害者自立生活センター協議会の仲間2人が滋賀と静岡からかけつけてくれました。
f0107724_0481266.jpg
 この三人の個性的なことと、絶妙なコンビネーションと、そして自然体のさわやかさ。
右「主人公はあんたや!」オモロい弾き語りソウルマン=たけちゃん
左「魚が好きで猫になつかれる」ソフト&ジェントルマン=ハンメ
 さすが、「障害は個性だ! パワーだ!」というスローガンを生き方で示してくれるピアサポートの先駆けです。
 1980年代後半にMr.ドーナッツの奨学金を得て米国留学した若き障害者たちが展開していった「エンジョイ! 自立」という当事者主体のアクションは、全国へと波及し、シングルマザー、アルコール依存症者、同性愛者の自助組織、そして、ティーンズポストの設立にも多大な影響を与えました。

 「障害者」の権利侵害や虐待ケースをそのまま取り上げていくなかで、障害者問題を超えたあらゆる人権意識へと普遍的に辿り着くことを再認識。
…といっても、理念はしっかりしつつ、ワークは楽しく面白く分かりやすくあたたかいもので、最後は、Gospel「This little light of mine」の全員ソロをとり大合唱。

 この曲は何百年も前にアフリカ系の奴隷たちから生まれた作者不詳の伝承歌で、映画「コリーナ、コリーナ」の中ではウーピー・ゴールドバーグ扮する主人公が黒人として女性として日常のさまざまな場面で理不尽な差別を受けるシーンで、子どもたちが歌う印象的な挿入歌。
 どうにもならない現実を前にめげそうなとき、自分自身で自分を救える歌を持つことは大きなエンパワメントの一つです。
by teenspost | 2006-07-17 17:27 | ♪スタジオ悠々日記

一期一会

f0107724_21262726.jpg今日から始まった「虐待防止 元気の出るワークショップ」は、樋口恵子さん&愉快な仲間たちが駆けつけ、あのビギンが世に出したことで有名な「一五一会」という楽器と歌で、いきなりライブ演奏の幕開け〜♪
なんとも素朴で柔らかくあたたかな響きです。

今日は、様々な場面のロールプレイを見ながら、わき起こる感情をそっと取り出し、虐待とはなにか、認識を新たにしていきます。
もちろん、それはけっして容易い作業ではありませんが、できないことではないし、やる意味のあることです。

午前中は揺れる心の置き場がなくて戸惑う参加者もいましたが、「一五一会」のポロロンという響きに包まれて、
ユングの言葉のとおり「光を見るために、闇がある」のです。

何十年ぶりかに取り出せた感情に出会う瞬間というのも、一期一会(一生に一度しかない出会い。一生に一度かぎりであること。)なのです。

闇に覆われていた感情に光があたる時、私たちは確かに自分自身の力で「癒し」を手にすることができます。
もちろん、手を伸ばせば傍に仲間がいます。独りぼっちではありません。

そうそう、休憩には、マエダさん特製、ほどよい甘さのチョコレートブレッドが大好評! 

さて、明日はどんな一期一会が待っているだろうか。
by teenspost | 2006-07-15 18:01 | ♪スタジオ悠々日記

明日は月2度の定休(第二・第四)木曜日です。

どうしても週末にプログラムが集中することもあり、平日の木曜に定休を設けるようになりました。
休みの前の日はやはり気持ちがホッとします。

だれもがホッと一息ついてリフレッシュできる心の居場所を維持するには、そこにいるスタッフも自分を休める時間を大切にすることが必要です。
状況に応じて相手のニーズを尊重し、最善を心がけていく仕事だからこそ、自分がお留守になると、相手のことを考えているようでいても、心ここにあらずになったり、“他人事”になったり、とっさの判断力や感覚が鈍ることもあることでしょう。

利用者のみなさんも、仕事場で、家族の中で、コミュニティで、相手のニーズを優先したり、最善を求めて試行錯誤したり、それぞれの日常生活を紡いでいることでしょう。
だからこそ、スタジオ悠では、ホッと一息ついて、素の私に戻って、自分の正直な気持ちを取り戻せる時間と空間を用意したいです。

金曜の夜からは、毎年7月スタートの「未来家族2006」(第二金曜夜 年12回)が新規開講です!
土日は樋口恵子さんをゲストに「元気が出るワークショップ2days」です。
心地よい時間が生まれることをスタッフも楽しみにしています。
by teenspost | 2006-07-12 18:01 | ♪スタジオ悠々日記

七夕の夜に

プログラムのない日のスタジオ悠は、文字通りのフリースペース。
お昼休みにお弁当食べにくる人や、ボランティアでお掃除や観葉植物の世話をしてくれる人や、今日は昼寝している人もいて、うらやましかったぞー!

今週はNACのミーティングレター(ML=手紙自助ミーティング)の印刷発送時期ということもあり、毎日いろんなメンバーが都合つく時間にやってきては少しずつ作業をすすめて、次のメンバーにバトンタッチして、さながらバケツリレーの如くMLを完成させていく。
書くことは話すことと同じかそれ以上に、回復の力となるものだ。
書く自助ミーティングはパワフルだ。

明日はまたNACの定例ミーティングの後、玉川学園文化センターで5:30から歌うピアサポート「TINGOS!」の練習もある。
話す! 書く! 歌う! 

今夜は七夕。
一年に一度の夜に「晴れたら天の川を渡って会おう」という約束をした織姫と彦星は、親密回避依存だったのだろうか?…なんてこと考えてないで、星に願いを!
by teenspost | 2006-07-07 18:21 | ♪スタジオ悠々日記

I ain't gonna study war no more!

いつもより早く目覚めた朝。さわやかな一日のはじまり…
と思ったら、ミサイル発射のニュースだよ。
すぐに北海道の仲間の顔や、沖縄の基地の街の高校生の顔を思い浮かべた。
厚木基地の米軍機の航路となっている、ここ町田は、ついこの間まで飛行機の騒音がひどかったけれど、昨日から妙に静かだった。

昨年他界した沖縄のエンタテイナー&サイコセラピスト照屋林助さんは「浜辺の不発弾よりも怖いのは、心の不発弾」という名言を残している。
恐れに対して恐れで向かえば、心の不発弾が自爆し、暴力の連鎖になる。
こういうときこそ、恐れや不安に感応するんじゃなくて、ゆたかなものを沢山生み出していきたいと思う。

そういや、昨日は朝から夕方まで一日プログラムがあって沢山の人がやってきたなあ。
「最近、どうしてた?」
「そういえば●●さん、すごく良い表情しているね」
「◎◎さんも、すっきりした顔しているよ」
「ほんと? ありがとう」

久しぶりに出会ったお互いの変化を認め合う、そんな言葉が交わされていた。
痛みのわかる人がいる場所は喜怒哀楽がそのまま存在できるから、心の不発弾も解体処理するどころか、溶ろけてしまうよ。

そんな昨日の出来事を思いながら、不穏なニュースで明けた朝、川辺で「Down by the riverside」を歌いながらクロと散歩した。
♪I ain't gonna study war no more〜

…するといきなり、キャッチボールしていた小学生のボールがクロの後ろ足を直撃!
キャイン! キャイン! キャイン!
と抗議の悲鳴を上げるクロ。
「すみません」「ごめんなさい」「大丈夫ですか」と小学生が数名駆け寄ってきた。

それから、クロは、なにもなかったように、でもちょっと足をひきずりながら、また歩きはじめた。
by teenspost | 2006-07-05 17:41 | ♪スタジオ悠々日記