鹿島の鹿

26日、27日と茨城県鹿島市の高校養護教諭のグループで2日間「暴力予防SPAワークショップ」をしてきました。
会場は、由緒ある鹿島神宮のすぐ傍です。

2日目の朝、会場に入る前に鹿島神宮の境内の清々しい空気を吸いながら、お散歩しました。
f0107724_22244318.jpg鹿島神宮には、その名にちなんでか鹿がいます。
あの奈良公園の鹿は、大昔に、ここ鹿島神宮から届けられた鹿なのだそうです。

鹿がそっぽを向く花札の図柄から、「シカト=無視」という言葉がありますが、鹿島の鹿は「ちょっと、こっち向いてよ」と言っても、何食わぬ顔で、みんな横向きで、目を合わせてくれません。
そういう鹿がシカトしたまま数十頭も群れているのです。
妙に可笑しくて、しばらく見入ってしまいました。

ちょっと、いいかげん向き合ってよ〜ぉ!!
by teenspost | 2007-03-28 17:23 | ♪渡り鳥の旅みやげ

思春期ガイダンス

ああ、春めいてきた。f0107724_23143037.jpg
春だ、春だ。・・・って、春に思う季節がやってきました。
みなさん、お元気ですか?
なに? 花は開いても、心は閉じているって?

そうですか。そういう方におすすめの本を一冊、ご紹介します。
ジャーーーーン!!  その名も
「大人にも読める思春期ガイダンス」

伊藤悟さんの新刊です。

思春期を迎える人にも、思春期を過ぎた大人にも、改めて思春期に立ち戻り、自己を見つめ直し、新しい生き方の指針となるガイドブックの登場です。詳細こちらから伊藤さんのHP
(TEENSPOST事務局からも、入手可能)

著者自身の詳細な自己分析が共感を集めた2005年法政大学での講義を再現し、第二章には八巻香織の講演録も納められました。
しかも、その膨大なテープ起こしをしたのは、あの簗瀬竜太さんです。

そのあとがきには、こう記されています。

------人間関係「力」の衰退には、これまでの歴史的経緯と日本社会の特質が深く関わっていて、個人の問題に帰してしまうことはできない-----

これを読んだら、今年の春は、ちょっといつもとちがうと思えるかも。
by teenspost | 2007-03-24 17:12 | ♪徒然Sawanism

創る楽しさ

17日(土)のSPAプログラム「デキる! 怒りの表現」は、様々なアプローチで怒りの表現に挑みました!
…といっても、みんなで怒りまくって、暴れるわけではないのよ。
まずは、愉快な「キックボクシングごっこ」からはじまり、6場面の寸劇、造形、詩の創作、ポエトリーシアター(詩劇)…なごやかな笑いに満ちたクリエイティブな1日でした。

「人前で表現することが苦手だと思ってきたけれど、スタジオ悠に来ると、温泉につかっているように心がほどけて、演劇を楽しんだり、モノ創りを楽しむ自分に驚いています」と、嬉しい感想もいただきました。

「怒り…苦手だ!」「怒りはこわい!」「ずっと押し込めておきたい」と語る参加者が、それぞれの怒りのイメージを描いた「怒りのコップ」を創り上げました。これもまた、怒りの表現ですよね。
不思議なもので、自分が不得手とするものを自分の外に取り出して意識化すると、「恐れもOK」「苦手でもOK」って、そのまま認められるのです。
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さて、このところ、暴力予防の2冊の本づくりに力を注ぐ毎日です。
モノづくりは、最後の最後の精魂を込めて手を放す瞬間が、苦しくもあり、楽しくもあり、醍醐味です。
その一冊は、絵本です。
下書きの一部をお見せしますね。ちょっとだけよ!!
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by teenspost | 2007-03-20 17:05 | ♪徒然Sawanism

手紙が届いていた。
差出人の住所はなく、私に宛てた一通の手紙。
それは、名古屋のワークショップに参加した方からのものだった。

「自分のために言葉にしておきたい」と前置きされた三枚の便箋には、これまでとそしてこれからに向けた様々な想いがあふれていた。

f0107724_22343567.jpg「…私は暴力を受けてきたわけですが、それを救うのは人間の持つもっともっと大きな美しい力なんですね。それは誰もが持っている、とりわけ被害者で耐えて生きてきた人の中には、いっぱい持っている美しい力なんだ…」

その気づきの言葉を大事に大事に何度も読ませてもらいながら、名古屋の参加者と共にワークショップを創り上げられたことをあらためてありがたいと思った。

そう、「非暴力」って、「誰もが持っている美しい力」のことなんだ。
それは、子どもや女性や被抑圧者こそが誰よりも知っている。持っている。

暴力は人と人との関係をバラバラに分断し、力を奪う。
じゃあ、その力を回復しなさい!と、今度は“管理”“保護”“指導”といった外側の大きな力を加えられても、取り戻せるものじゃない。

一人ひとりが持つ内なる力を解き放ちながら、寄り添い、分かち合い、支え合うとき、非暴力の「つながり」を「つながり」で生み出していくことができる。

そのことを理屈じゃなくて、情緒と感性で学び合うのが「SPAプログラム」だ。

10月から各地を巡ってきた平成18年度「子どもと大人のための非暴力プログラム公開講座」も、残すところあと一つ、茨城県鹿島市の養護教諭グループだけとなった。

今週末、スタジオ悠では「怒り」をテーマにSPAワークショップをやる。
これからも、その「美しい力」は無限大だ。
by teenspost | 2007-03-15 19:03 | ♪徒然Sawanism

はい、今日も名古屋です。
名古屋2日目「SPA非暴力ワークショップ」は、心ほどける温かな空気の中で終りました。

名古屋と言うと、金のシャチホコに象徴されるように、目立ちたがりな派手なイメージがありますが、地元の人に聞いても、「穏やかで控えめな気質」ではないかという自己評価が返ってきます。

ま、それゆえ、日常押さえている自己表現欲が突出するのかもしれませんが、ワークショップでは大いに結構なことです。
みなさん、表現力も想像力も共感力も実にゆたかに弾けて、面白いワークショップでした!

さて、今日のお昼は、つながれっと名古屋の近くで「名古屋名物 しゃちほこ味噌カツ丼」というものをいただきました。
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海老フライがシャチホコのようにシンメトリに丼から突き出ています。大胆です!
丼の下には金紙が敷かれています。派手です!
あー、こんなところでも、名古屋人は、ふだん控えめにしているものを取り戻そうとするのかと思うと、なかなか愛しいではありませんか。

さて、昨日のクイズの正解です。

●ミラカン・・・名古屋名物あんかけスパゲッティの定番メニュー。「ミラネーズ」と「カントリー」が融合したもの。時にカツや海老フライが上に乗ることもあるそうです。

●ロバのパン屋さん…その昔、名古屋ではロバが荷車を引くパン屋の行商がいて、子どもに人気だったそうです。
関西、九州も廻っていたという説があり、もしかするとロバと一緒にパンを売って日本全国を廻っていたのかもしれないと諸説あり。

…で、いろいろネットで調べたところ、熱いファンによるサイトを多数ヒットしました。
なんと第二次大戦前に札幌で始まり、戦後は京都を本部に歌を歌いながらロバで行商し、高度経済成長と共に、ロバは姿を消し、現在は関西、四国、九州でチェーン店としてロバのマークがついたバンで商売しているそうです。
「パン売りロバさん」というのどかな歌があり、聴きたい方はこちらからどうぞ!音源付きですから、初めての方も知っている方も歌って覚えられます。

ロバが行商する昔の様子を見たい方はこちらからどうぞ!

で、ふと、私は夢を描いてみました。
ロバに乗って、クロの着ぐるみつけて、♪チンカラリンロン〜とか歌いながらですね、ほのぼのと各地を巡り、紙芝居やら大道芸で、SPAプログラムやアサーティブをやるんです。
どうでしょうか、ねえ。

え? いまでも似たようなもんだって?!


f0107724_8442160.jpg追記
つながれっと名古屋の職員の方から帰り際に、お土産は名古屋名物「シャチボン」がいいですよ。とすすめられ、名古屋駅で求めましたが、残念ながら売り切れでした。
1日限定80個の金のシャチホコをデザインしたお菓子です。これまた斬新です!
by teenspost | 2007-03-11 18:01 | ♪渡り鳥の旅みやげ

はい、今日から名古屋です。
「子どもと大人のための非暴力プログラム公開講座」の1日目です。

名古屋市男女平等参画センター、つながれっと名古屋はこの数年、毎夏訪れているのですが、春に来たのは初めてです。
ここのスタッフのみなさんと会うのは、半年ぶりですが、いつもとても楽しみです。

f0107724_22361293.jpg名古屋は来る度にカルチャーショックです。
さっそく、名古屋育ちの職員Iさんに名古屋事情をレクチャーしてもらいます。

今日あらたに仕入れた情報は

 ミラカン

 ロバのパン屋さん

前者は名古屋通なら知っている食べ物。
後者は名古屋で育った人なら知っている。。。

さて、何でしょう。
答えが分かった方は官製はがきで事務局まで。明日の消印有効です。
なにも当たらないけどね。

…ということで、正解は明日以降にアップします。お楽しみに。
by teenspost | 2007-03-10 17:22 | ♪渡り鳥の旅みやげ

イシガントウ

あー、一週間が早いなあ。。
アイルランドライブから、はや一週間、明日は名古屋です!

アイルランド音楽家守安さんの演奏とお話は、みなさんの心に響いたようです。

「私たちが常識として教えられてきたことが、どんなに不確かなことであったのか」というエピソードやら、これは「オカルト的なことではないのです・・」と前置きしつつ、さまざまな目に見えない存在についての話。

そうね、最近の世の中には、目に見えないものを信じない人が多くなっているらしい。

だから、余計に目の前の人物や酒や食べ物や金などというものをハイヤーパワーに
しちゃう人がいたり、
あるいは逆に「見える! 見える!」とかウルサいくらい大騒ぎしたり、
「私は見えるのよ!」とか言うことで、パワーを誇示しようとする人とかね。
特に、この傾向は米国とか近代文明にやられた先進国というところに多く見られ
ます。

信頼、勇気、情念、夢、つながり・・・
どれひとつ目には見えない。
でも確かなもの。
目に見えないものを見る力って、「想像力」でしょ。
それは本来の人間に備わっている力。

f0107724_13153924.jpgそれがないとね、人は貧しいよ。
それがないと人は変わらないんだよね。

見えないものが存在するのは前提なんだもの。

沖縄には、道の突きあたりに、魔除けの「石敢當」という石が置いてある。
突き当たりには、魔物が寄ってくるから。。。

在るから、無かったんだし、
無いから、在ったんだわね。
by teenspost | 2007-03-09 13:16