初夏の模様替え

初夏の陽気がここちよい一日。
スタジオ悠の模様替えをする。
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壁一面に3枚新しいポスターを飾る。
これは、7月7日からスタートする女性のためのSPA(Safer Peaceful Action)非暴力プログラムのために、米国の依存症回復施設NPOヘイゼルデンの出版局から取り寄せたポスターで、昨年秋に訪れたサンフランシスコのNPOによる企画制作。

世界各国、先駆的なプログラムを創り出すところは、まずはビジュアルアートのセンスが光る。

この空間が、より安全で平和で心地よい開かれた気で満たされますように。
願いを込めて。
by teenspost | 2007-04-27 19:43 | ♪スタジオ悠々日記

銃について話そうよ!

昨年から着手している「非暴力プログラム」は米国のカリフォルニア州オークランドのNPOが作った十代のプログラムを下敷きにしているのだが、その中には当然「銃」の問題もある。

その十代向け暴力予防プログラムでは
◆ 銃で傷つくのは誰だろうか?
◆ 銃を使うのは誰なのか?
◆ 銃による暴力(傷害、殺人、自殺)は、どれくらいあるのか?
◆ 最も使われているのは、どんな種類の銃なのか?
◆ 銃で金儲けをしているのは誰なのか?
という問いかけにそって、クラスや少人数のグループでディスカッションをはじめていく。

それから、ティーンズに身近に考えてもらうための具体的なデータを提供する。

◆米国では十代が銃によって命を失うケースが、この十年で2倍になっている。
◆その数字は世界的に見るとダントツ一位で、二位以下の8カ国で亡くなった若者の合計をさらに8倍した人数である。
◆カリフォルニア州では、マクドナルドの店舗が人口3500人に一軒の割合であるのに対し、銃の売人は人口1000人に対して1人いる。
◆その多くは開発途上国にも供給されている。

そして、さらにディスカッションを深めていく。

◆ どこで銃を見かけるか?(実物だけでなく、おもちゃの銃や、映画・ビデオ・テレビ・ビデオやコンピューターゲーム・アニメ・マンガ雑誌などについても)
◆ いちばん最近、おもちゃやゲームの銃の引き金に手をかけたのはいつか? どんな感じがしたか?
◆ どうして、銃は人々を惹き付けたり、自分が強くなったような気にさせるのか?
◆ 銃がみんなに恐怖を感じさせるのはなぜか?
◆ いま銃について話すのが難しいのはなぜなのか?
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こういう問いかけを元に、子どもや若者たちが、親や教師や身近な大人と一緒に話し合う機会を持つことは、いま日本においても必要なことだと思う。

大人から提示されたものに、ただ従うのではなく、
異なるものとの対話を通じて、
不安や恐れの向こうに新しいイメージを創る。
そういうパワーを持っているのが若者たちだ。

若者たちは、そういう対話や学び方を求めているはずだ。
それが、銃や暴力にとってかわるものとなる。

(写真上  キャンパスで討論するUCLAの学生たち 2006年9月)
by teenspost | 2007-04-22 20:12 | ♪徒然Sawanism

ニイニイの情報

「町田で発砲事件が起きたみたいだから、気を付けて」
外からの電話で知ったのが、お昼過ぎのことだった。

それからスタジオ悠の目の前の町田街道をパトカーと救急車と装甲車が何台も走り抜け、ひどい渋滞が始まり、空にはヘリコプターが飛び交いはじめた。
午前中のミーティングにきた方たちは無事帰路につけただろうか。
心配になって、ネットのニュースなど見てみるが、目と鼻の先で起きているらしき出来事の確かなことが掴めない。

すぐに、いつも頼んでいる宅配便の配達のニイニイの顔が浮かび、発送物を用意して集配を依頼した。

このニイニイは沖縄の血を引く、どんなときでもさわやか〜な笑顔で周囲を楽しくさせてくれる人柄で、あるとき「どうして、そんなにいつもステキな笑顔でいられるの?」と尋ねたら、「休みにはサーフィンしたりサッカーしたり、いつも汗を流して楽しんでいます」という答えが返ってきたことがある。

今日もニイニイは「ちわーっ!」とやってきた。

「ところで、どうなっているの? 現在の街の状況は?」と尋ねたところ、
慣れた手つきで手早くさっさと荷物の仕分けをしながら
「それがですね…」と現状を客観的に詳しく無駄なく短時間で伝えてくれた。

私はこの街で何か問題が起こっている時には、メディアよりも警察情報よりもこのニイニイの情報を最も信頼しているのであるが、今回もまた事態をリアルに把握しているのである。
それはどんな小さなことでも日常の関係の積みかさねがあってこそ得られる真実の情報ばかりだ。
リアルな情報が把握できれば、不安や恐れをふくらませて、萎縮することもないのだ。

それが証拠に、このニイニイは
「それじゃあ、また!」と配送物と引き換えにさわやか〜な笑顔を残して、
次なる集配のため町中へと出ていった。

「世の中は上から見ていてもわかんないんだよ」
空をウルサく飛び交う数機のヘリコプターに向かって私は呟いた。

こんなときこそ、汗を流しながら、足を動かしながら、平場の関係で物を見なくちゃね。
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by teenspost | 2007-04-21 09:05 | ♪徒然Sawanism

ハシカみたいなもの

桜が花吹雪となって、若葉の季節・・・と思ったら、菜種梅雨の東京では、花冷えの寒の戻りが身にこたえる。
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この陽気のせいか、このところハシカが流行っているらしい。
予防接種をしていない子どもや免疫のない大人は気を付けた方がいい、とか言われるけど、子どもの数が減り、衛生状況が良くなると、感染するチャンスが少なくなるわけだね。
それでそのままスルーできるならそれもいいけど、そういうわけにもいかないのがハシカという感染症。

それに、ひとくちにハシカといっても、幼児期、学童期、思春期・・・と、いろいろあるんです。

  友だちと近所の壁に落書きして見つかったとき。
  親の財布からこっそり小銭を抜いて見つかったとき。
  ・・・・
親に叱られて、説教されて、・・・しかもそのあと、落ち込んで顔を曇らせる親の表情を見て罪悪感で心を痛め、しんみりしているときに・・・「そりゃあ、ハシカみたいなもんだ・・・まっ、一度はやらないと。私も子どもの頃同じことやったよ。早い方がいいよ」なんて、親に言葉掛けする柔軟な大人同士の会話があれば、子どもはどんなに救われるだろう。

そうして、懲りて初めて、学習するわけだ。

子ども期だけでなく、長い人生には「こりゃまずいな! 」とわかっていても、「一度はやってみて懲りないとわからないもの」というのがある。

転ばない学習じゃなくて、転んだ時にどう立ち上がり歩き出すかという学習。
それには、他人の力が必要だ。

何度やっても懲りずにますますエスカレートするオトナというのは、なんでも一人でやろうとする。ひとりで抱え込んで他人の助けを受け入れない。
そうなると、子どもはおちおちハシカも患えず、立つ瀬が無いのである。
by teenspost | 2007-04-19 23:31 | ♪徒然Sawanism

桜の季節が終ったと思ったら、あー初夏だ。さわやかな初夏だ。

今日は東京タワーに行った。映画じゃなくて、東京タワーの展望台に登った。たぶん小学生のとき以来である。

晴れ渡る空が広がる東京を見渡す爽快感とともに、このところの急激な開発による変貌ぶりに寂寥感もわいてくる。
古今東西、権力者とは高いものデカイものを作りたがるものだが、こんなに高いところから模型のように小さくなった街並やアリンコのような人間を眺めていると、物の見方が変わるんだろうなと思った。

東京タワーへ行くために乗った都営地下鉄大江戸線など足腰しっかりした人じゃなきゃ利用できないようなアクセスで、高齢者や障害者や子どもの足などまったく考えていない造りだ。

東京タワーに到着するまでに散々うんざりし、ふとサンフランシスコの地下鉄バートで、車イスや自転車に乗る人が発車間際にスイスイっと一直線で地下鉄に滑り込んでくる場面を思い浮かべた。
階段どころか、ホームと電車の段差すらない。
あれが当たり前になる日はいつなのだろうか。

東京タワーの帰り道、浜松町までベロタクシーに乗ってみた。
一度は乗ってみたいと思っていたが、今日が初乗車、初体験。
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ベロタクシーとはラテン語「VELO=自転車」に由来する自転車タクシーのこと。
タイのトゥクトゥクとか、東南アジアでは当たり前の乗り物だけど、1997年ベルリンの環境保護運動から始まり、日本では2002年京都で始動、いまや全国的に広がっているNPO組織による環境保護と社会変革運動だ。

以前、京都の嵐山でフンパツして人力車に乗った時も感動したが、ベロタクシーは庶民的な料金で、かつ、生きものとして目線と動きとコミュニケーションで豊かな時間を取り戻すのに最適だ。
ドライバーは「楽しむこと、楽しませること」をモットーに、乗客だけじゃなく道ゆく子どもたちにも温かな言葉をかけ、手を振る。
どんな小さな段差でも、「ちょっと揺れるので気を付けてください」とその度に声かける。
考え事して歩いたり、自家用車やタクシーを使ったんじゃ見逃してしまう都市の歩道の不整備をからだで感じとる。
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ベロタクシーに揺られて、初夏の匂い、若葉の彩り、木立の合間の青空、出店のアイスクリーム屋に並ぶ人々の表情、微笑みを返す親子連れ…街の風景、人の営みを眺めると、すべてのいのちが関係を紡いでいく、あたりまえに変わりなく存在する世界に、心が安らぐ。

東京タワーは、それを傲慢に見下ろすのではなく、見守る存在であってほしい。
by teenspost | 2007-04-14 22:05 | ♪徒然Sawanism

パンダの春

f0107724_14472627.gifタイの北部チェンマイ動物園では、このところジャイアントパンダの繁殖を促そうとあれやこれや様々な手段が講じられているらしい。

国内外のメディアによれば、四年前に中国からやってきたカップルのパンダがなかなか妊娠しないということで、オスのパンダのダイエット作戦にはじまり、遂には、パンダの交尾の映像をオスパンダに毎日15分間見せる"繁殖教育ビデオ作戦"まで登場。

だが、それもうまくいかいず、動物園の飼育員は「まだ大人になるには、少し若すぎたかもしれない」と。
その後、チェンマイでは国際会議が開かれ、各国の専門家約200人が繁殖問題について幅広い意見交換を行った末に、最近人工授精に踏み切ったんだと。

うーーむ、タイもね、近代化の波が急激に来ているね。
そういやチェンマイには、TSUTAYAがあったもんなあ。
だからって、パンダにビデオってか?

昔、アフリカの先住民と暮らした知人が、ある日、日本から持参したポルノ雑誌を現地の人に見せたところ、「これを見ておまえはなにが楽しいのか?」と質問されたのだそうだ。

ほんと、近代化の貧しさ、古代の身体性を失ったプアーなセクシュアリティを象徴するような話ではある。
生身に触れるっていう関係性をつくろうとしないならば、相手の身になって物事を考えるってことができなくなっちゃうんだね。

《オスにビデオを見せればメスと交尾したくなるだろう》というのは、その飼育係だか、専門家だかの考え(思い込み)であって、
パンダはそんなこと考えていないんだよ!!
触れ合えないのは、あんたたちだろ!

って、パンダの代わりに、怒ります、私は。

f0107724_15244314.gifこういう勘違いが、人間社会の日常茶飯事に起きてしまうのが、近代化、グローバリゼーションというもので、ほんとに便利になるほど、無力を認めない傲慢さと、情緒が枯れた無神経過剰が加速するわけで、とっても怖いでしゅ。
by teenspost | 2007-04-12 14:55 | ♪徒然Sawanism

f0107724_15561372.jpg  このところ事務局は、いわゆる年度末、年度始めということで、一年の事業のまとめと、これからの事業の申請やら、書類の山と電卓と数字に日々追われています。

 3月までに終了した「子どもと大人のための非暴力プログラム啓発事業」の報告書には、このプログの内容も納められ、読み応えある一冊となり、その表紙を「Making the peace 非暴力のつながりを生み出す」という題で飾りました。あらためて、協力してくださったたくさんの方々に感謝の気持ちを届けたいと思います。

 いまから40年前の今日、4月4日というのは、キング牧師が凶弾に倒れた日です。
 あとがきにも書きましたが、無力感にうたれそうな夜には、ニーナ・シモンの「Why?(The King of love is dead)」という曲を聴きます。
 それは、1968年、マーティン・ルーサー・キングが亡くなって3日後の4月7日に歌われたライブ録音です。
 「暴力とは、人間のあるがままの姿を否定し、絶望と無力感に導くものだ」と説いたのはキング牧師ですが、そのキングに捧げた曲を聴くとき、絶望と無力感の向こうにある希望を見いだすのです。
 
 4月1日はマービン・ゲイの命日だったり、うーむ、そんなことを考えながら、桜を眺める四月です。

PS.
ウーピーはハワイ諸島辺りまで近づいてきているようです。
by teenspost | 2007-04-04 18:20 | ♪徒然Sawanism

近日来日予定のサワニズム共和国親善大使ウーピーは、4月1日未明、首都リオ・カキマヤを発ち、ロイヤルサワニズム航空特別機でニューヨーク入りし、国連にて緊急記者会見を行いました。

平和の使者マザー・サワーナも同席し、世界平和と子どもの権利のために「ソンナコトイッテル バアイ ジャ ナイダロウ〜ガ メヲ アケテミ〜ナ クチヲ ヒライテミ〜ナ ミミノアナ カッポジッテミ〜ナ」と共同声明し、各国の記者団から熱い喝采を浴びました。

なお、この件についての重大提言を日本時間4月7日(土)午後六時より日本国首都、玉川学園文化センターにて発表する模様。【NY 発 ロイター電】
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エイプリル・フールに誕生した「クログ」開設一周年!! ご愛顧に感謝!!
by teenspost | 2007-04-01 10:39 | ♪徒然Sawanism