回り道してのんびりと…

このところ体調も梅雨模様だ。
だいたい、六月は調子悪いなあ。
おととしも、そのまえも、そうだ、去年は視察先のタイで入院までしたっけね。

今日は横須賀市教育委員会の仕事で「思春期と人権」というテーマをいただき、午前中、横須賀まで行ったのだが、朝からあまりに体調すぐれないので、思い切って、予定していた横浜経由の路線を変更し、藤沢経由で時間かけてゆっくり行くことにした。

ただでさえ体調悪い時に、あの朝の殺伐とした忙しい駅のリズムに呑まれたくはない。
駅のホームも階段も、ゆっくり踏みしめるように歩いてみた。
途中、鎌倉、北鎌倉、逗子を通過しつつ、車窓から紫陽花見物を楽しんだ。

回り道してのんびり行ったつもりが、意外なことに予定より早く着いてしまった。
まあ、そんなもんかもしれない。
損して得とれ。急がば回れ。
人生は白黒ではない。
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さて、今週の土曜日6月30日は、8月18日のフェスタに向けての準備会がある。
二時から  当事者研究 検討会
四時から  TINGOS! 歌うピアサポート
だれでも参加できます。

これまた、きまったコースやきめられたゴールはないものの、みんなでいろいろ話しているうちに奇想天外なアイディアが飛び出てくるのが面白い。
なにが飛び出すかわからないからこそ、プロセスが楽しいのである。
by teenspost | 2007-06-26 20:54 | ♪スタジオ悠々日記

f0107724_13584272.jpg沖縄は梅雨明けといういうことですが、今日は慰霊の日ですね。
沖縄戦の組織的な戦闘終結の日ですが、実際にはその後に沢山の人々が命を落していきました。

暴力に代わる新しい道を求めていくことで、戦いに巻き込まれて亡くなられた方たちの魂を慰められたらと願ってやみません。
明日の5時からのTINGOS!の練習では「What's going on」を唄いましょうかね。
「Down by the riverside」もありますね。


…と書いたのは、実は去年の今日の日のブログ。

あれから一年、ジョン・レノンの歌詞じゃないけど、
  今日、私たちは何をしているんだろう?
  今年、私たちは何をしていたんだろう?

今年の6月23日もTINGOS!の練習日。
今年はWe shall overcomeを歌いました。

沖縄首里育ちのフーチャンが、「沖縄の基地の周りでいつも歌ったよ」と言っていたっけ。
かつては米国の公民権運動・平和運動でマーティン・ルーサー・キングをリーダーにして歌われ、つい最近じゃ、香港の若者たちも歌っていたという。
これも永遠に歌い継がれる歌だね。

先日、石垣島のY子さんからは「沖縄戦の歴史歪曲を許さない、文科省前抗議行動で東京へ行きます」とメールが入っていた。

それにしても、沖縄と本土の温度差が気になる。
非暴力SPA高校プログラムも沖縄でしか実現しないのが、情けない。

ぜひ沖縄発のニュース(下記の項目をクリック)を読んでみてください。

●読谷高校生たちの創作劇

●慰霊の日 平和の願い 祈りに込め

●慰霊の日の 「証言」


写真は読谷村の残波岬
by teenspost | 2007-06-23 21:44 | ♪徒然Sawanism

f0107724_15593992.jpg去年から着手した非暴力SPA(Safer Peaceful Action)ワークショップの中では、クリスティーナ・アギレラの歌う「ビューティフル」をよく使う。

父親による暴力におびえたアギレラの子ども時代の体験から、社会的弱者への共感を歌った名曲だ。
「どんな言葉だって、あなたをおとしめることはできない。
あなたはステキだよ。今日、自分を傷つけないでね」と。
この曲から、十代の若者たちは非暴力の精神を感じ取ってくれる。

そのアギレラが来日しているからには、一目見ないとね、と日本武道館へ。
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それぞれに自分のお洒落を楽しんでいる女の子たち,男の子たちにまじって、アリーナ最前列かぶりつきで見てきました。
いやー、もう想像を超えてましたね。
歌うますぎ!!
総勢20人以上のダンサー、コーラス、ホーンセクション、バックミュージシャン凄すぎる!!
まさにBeautifulなステージ!!

f0107724_15571213.jpg華やかなステージの途中、暗転したステージのスクリーンに男性から暴力を受ける女性のモノトーン映像が映し出されると、アギレラは「Oh Mother」を歌い始めた。
この歌はマドンナの「Oh Father」の返歌のようでもある。
それはアギレラがDVに傷ついた自分の母親に捧げた歌だ。

そして、ラストは、きらびやかな衣装からシンプルな白いシャツをはおって登場。
歌うは、やっぱり、「Beautiful」だ。

暴力に抵抗する戦略には、「生き残るための戦略」と「自由のための戦略」があるという。

「生き残るための戦略」は、それがどんなに無防備な子ども時代の自分を守るための術であったとしても、多くの場合、大人になるにつれ、どうにもならない生き難さにつながるものだ。
だが、なかなかそれを認めず、手放さず、そこにしがみつき、「自由のための戦略」を選ぼうとしない大人は多い。

26歳のアギレラは、闇をのろうくらいなら、自分に明かりをともせ!とばかりに、「生き残るための戦略」をこえて、ありのままの女性性をからだ全体で表現し、美しさと勇気という「自由のための戦略」で輝かせる。

そして、ショービジネスで得た財力で、各地の被虐待児や暴力被害女性を支援するNPOに寄付をし続けている。

新しい潮流を生みだす、新しい世代のステキな大人に出会えると、希望がわいてくるね。


追記
TINGOS!は7/7の七夕ライブと8/18Not Alone Festaを目指して、今週末23日の土曜日には、まちだ中央公民館ホール(109ビル)で6時より、こちらも、歌う非暴力でーす!!

by TEENSPOST | 2007-06-21 16:10 | ♪徒然Sawanism

ありのままのカッコよさ

べてるの家は日高地方の海辺の町にある。
空港からは車で三時間。
一本レールの上を一車両のJRが走る。
浦河という過疎化の進む小さな町だ。
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そこに精神障がいをはじめ様々な障がいを持つ当事者が16のグループホームを持ち、社会進出を旗印に「商売」に挑戦し、いまや年間2000人の見学者がやってくる。
その地域貢献度は計り知れないものがある。

べてる祭りの「街づくりシンポジューム」では、当事者とともに地元の農家,畜産家、漁師さん、町長,教育長…も壇上に上がり、「人と人とのコミュニケーションが困難な人でも共に生きていける町づくり」を語り合う。

25年前に浦河赤十字病院精神科へやってきた川村医師は、病者の持ち味が最大限に生かされるよう、医療の常識という束縛に挑んできたという。
名付けて「低脳薬医療」
「答えのないことをやってきて、失敗だらけだったけど、楽しかった。そうして、豊かすぎる、世界に一つしかない場所が生まれたのだ」と。
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写真は べてるの家ヒット商品「くすり」各種(中身は昆布飴)

帰路は、べてる祭り特別チャーター便のバスで、日高山脈を北上し、夕張、二風谷村、富良野、美瑛、旭川…と走り、終点、旭山動物園へ。
シロクマも、ペンギンも、アザラシも…ありのままの美しさを見せてくれる日本一の動物園だ!

ありのままのカッコよさを堪能した贅沢な三日間。
♪There will be an answer let it be〜
(ひとつの答えがあるだろう。レット イット ビー。ありのままに)

今回べてる祭で得たものは、8/18(土)のNot Alone Festa2007でリポートしま〜す。
乞うご期待!  1日フリーパス前売り中! みなさん、ぜひ来てください!!
by teenspost | 2007-06-18 17:00 | ♪渡り鳥の旅みやげ

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北海道の浦河にきています。
そう、あの日本のヘイゼルデンというか、日本のアミティというか、いや例えようもないほどユニークなメンタルヘルス・コミュニティ「べてるの家」の「べてる祭り」をこの目で見ようと、
♪はあーるばる、きたぜ、うらかわ〜

べてる祭の目玉「当事者研究ライブ」では、べてるの家のメンバーによる名言、名演奏、名演技のパフォーマンス続出。

自己病名「統合失調ふわふわ型」という発表者は、現実の苦労を見ないように回避してきたのが自分の問題という。
自分の問題を自分が専門家となって仲間と共に研究分析するのが、当事者研究だ。

その研究成果によると
1 苦労という重みをつけてみたら現実に着地できた
2 それを可能にしたのがミーティングで話すことだった

♪問題は僕じゃない。
問題が問題なんだ~

歌いながら笑いながらさらっと深くがモットーの当事者研究。

祭は明日も続きます。
写真はソーシャルワーカーの向谷地さんとべてるのメンバーの当事者研究ライブの模様…研究発表もまた仲間の力の中で行われる
by teenspost | 2007-06-15 23:51 | ♪渡り鳥の旅みやげ

片隅にあるもの

f0107724_21301938.jpgスタジオ悠になかなか足を運べない方に、一度も行ったことがないという方のために、ひょっとしたらいつも来ているけれど知らなかったという人もいるかもしれない、その片隅をご案内しましょう。

はい、今年の4月に小さな池を作りました。
古道具屋で面白い陶器をみつけて、そこに水をはってみました。
そこに沖縄ヤンバルでひろった石や石垣島の浜辺で拾った貝やガラス片を沈め、そのときおりに、花や葉を浮かべてみます。

自分の心に見立てて、心の器にそっと今日の自分の感情を浮かべて眺めてみてください。
見ないフリしたり、消し去ろうとしなくても、感じるというのは、ただ、浮かべて眺めるだけでいいんです。

はーい、次はこちらです。
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名付けて、Kuro Box。
米国の依存症回復施設に研修に行った折り、「God Box」という箱が置かれてあって、「変えられないもの」を紙に書いては投げ入れる、ーーそう「手を放す」練習をしているのを見て、さっそく創りました。

投げ入れる時にですね、「あー、これを変えようとして、これまで一生懸命やってきたなあ。それでも変えられなかったのだから、もう十分だよ。手を放そう」と心の中で祈ってください。

それで手を放せるかどうかはわからないけれど、手を放せないからこそ、実際に行動し、手を放す練習をしてみる意味があるのです。
by teenspost | 2007-06-12 21:41 | ♪スタジオ悠々日記

できた!

TEENSPOST会報33号「ひとりからはじめる、ひとりぼっちじゃないこと」
悠カレンダー2007夏号
事務局だより
Not Alone Festa 2007ポスター
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できたての、ホッカホッカ…ほら、湯気が出ているでしょ。
ボランティアで連日スタジオ悠に来てくれたさっちゃん、ひとみさん、やえこ、いのちゃん、ふくちゃん、まゆみさん、ナンシー…、会報の校正してくれたひろみさん、みなさん、ありがとうございました!!!

今夜のナイトケア「未来家族」のメンバーにまず手渡すことができました。

明日はNACサタデーだからね、また、参加メンバーに手渡しできるね。
そうそう、明日は夕方シネマミーティングもありますよ。
今回は、カーペンターズのカレンの生涯を辿るドキュメンタリー作品。

全国各地の会員の皆様には、来週はじめに発送しますから、楽しみに待っていてください。

ということで、引き続き、ボランティアのご協力お願いしまーす。
by teenspost | 2007-06-08 22:56 | ♪スタジオ悠々日記

海辺の町で

f0107724_21463614.jpg今日は、午後から海辺の町の教育委員会の仕事でした。

行きの電車の中からは、もう真夏を思わせる日差しに海が輝いて見えるではありませんか。

駅を降りると、さっそく会場へ直行。
今日は、幼稚園、小学校、中学校の先生たちのアサーティブ研修です。

あらゆる業務は、お客さんに対して、なにをサービスするかというまえに、どういう関係を作るかということが、その仕事の質を決定づけますが、
教育、医療、福祉…は、とくに、人間関係ぬきでは語れない仕事です。

毎日子どもたちと関わる現場だけに、具体的な話に関心を持って耳を澄ませてくれます。
忙しい中で時間をつくって集まってくださった現場の先生たちに、限られた時間の中で伝えられるものをできる限りお伝えしたいと思うと、あっというまに時間は過ぎていきます。

帰路はいつも、
「あれをもっと丁寧にしたほうがよかったかな」
「あれは省いてもよかったかな」
「いやいや、やっぱりあれは必要だ」
…と一人反省会議をするのが常なんですけれど、それでも最後はいつものように、

It's enough to do the best I can!
私にできるベストを尽くせば十分よ!

と、アファメーションして、自分へプレゼントして家路につきます。


PS.
会報の印刷製本は、水曜あたりからフェイドインし、木曜、金曜がヤマです。
手助けしてね〜!!!
by teenspost | 2007-06-04 18:38 | ♪渡り鳥の旅みやげ