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PEACEウィールス

スタジオ悠の改装プロジェクトが七合目までやってきました。
先日、現代美術家で今回のプロジェクトディレクターの小池雅久さんが、新作品を運んできてくれました。
例の一橋大学で伐採され廃棄処分の憂き目にあいそうだった木材を脚に使い、長野のイチョウの木を天板にのせた二つのテーブルです。
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思わず話しかけたくなるようなテーブルで、お茶をゆっくり飲んでいるだけで、ふーっとほどけて呼吸が深くなるようなスペースが生まれました。

f0107724_10583072.jpgf0107724_10584730.jpg壁や床には、遠く種子島や石垣島で拾い集めた貝殻が散りばめられていたり、片隅には暢気で平和なクロちゃんがなにかおしゃべりしています。

巷では新型インフルエンザが話題になっているけれど、海の向こうの感染があっというまに自分の暮らす街に届く時代。
今回のニュースを耳にするたび、ふだん想像もしていないほど沢山の十代や若者たちが海の向こうに出かけ、そして交流している世界なんだなあ。

だからこそ、TEENSPOSTは豊かで平和な関係を創るPEACEウィールスを発信していこうと思います。
感染したい人は、いつでもどうぞ!!
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★先週のピアサポート塾参加者の感想はこちら書き込みもOK!
by teenspost | 2009-05-23 11:08 | ♪スタジオ悠々日記

キノメドキ

山椒の木には蝶々になるまえの芋虫がついて新芽を食んでいる。
そんな木の芽どきのせいか、ふと見回すと「機能不全ムシ」も見かけるなあ。

f0107724_1562450.jpg●いつの日か完璧な自分になれる
●問題(お粗末さ)を表面に出さなければOK
●どこかにうまい方法や抜け道がある

「機能不全ムシ」にとっては、「木の芽どき」じゃなくて「気の目どき」と言うらしい。
実体のない他者視線を気にしながら、不要な不安や恐れをふくらませていると、どこからともなく「否認カブトムシ」も飛んでくる。ブーン。。。

◉自分はいつまでたっても(完璧じゃないから)だめ
◉問題(お粗末さ)出したらNGだから話せない
◉自分ばかり損している…

f0107724_11353473.gifそこで、今週末16日のピアサポート塾のテーマは「認めて 受け入れて 分かち合う」。

「認めるって、こういうことです」「受け入れるというのはね、つまり・・・こういうこと」なんて蘊蓄(うんちく)聴くほど、「機能不全ムシ」は、まだまだダメだと、ますます深刻にウツウツと閉じていくけれど、
「認めるってなに?」「受け入れるって?」と葛藤する仲間のリアルな分ち合いから、ふと気がつくと「認めること、受け入れること、分かち合うこと」が腑に落ちていく、…かもね。

f0107724_1564044.jpgそれがピアサポートの醍醐味だ。
なにせ「機能不全ムシ」は、ピアサポートの「アクセプト光線」には滅法弱いのよ。。。

さらに、今月末5/30-31は山梨県境にある藤野芸術の家で久々の2daysワークショップ。
他人とともに楽しみ、遊ぶ、学ぶ、創る、癒す時間が、内的な成長を助けてくれることだろう。

芋虫から蝶になったファジーとラスが安心して飛び回れるように。

Progress, Not Perfection.
完璧ではなく、成長を!
(AAのスローガン)

by teenspost | 2009-05-14 11:46 | ♪スタジオ悠々日記

『ない』の美学

♪Ah こんな気持ち うまくいえたことがない Nai Ai Ai(『トランジスタ・ラジオ』)

清志郎は、『ない』と歌うことで、確かに存在するものを歌う。

♪Baby もうきみの目を今までのようには見れない
もう二度とぼくの目には見えない(『海辺のワインディングロード』)


『ない』という不在から、相手を想う優しさ、寛さ、豊かさ、美しさ、悲しさ、胸いっぱいの存在があふれてくる。

♪さびしくて我慢できないなんて一度も言ってない
君がいないと生きていけないなんて一度も言ってない(『ひとりの女性に』)


清志郎が『ない』と歌うとき、そこには、縦横に続く時間の流れと限りなく他者を慈しむ関係が存在する。

こんなに美しく否定形を歌う品位ある人を私は知らない。

そういう世界観を伝えたくて、でもうまく伝えられなくてもどかしいとき、セクシュアリティのワークショップでは、時折、清志郎の歌の力を貸してもらっていた。

この数日、iPodもDVDも使わずに、ただ心の中にある歌を心で流して聴いている。
しばらく開かずにいたタンスの引き出しから、十代のとき、二十代のとき、三十代のとき、四十代のとき、横浜で、神戸で・・・当時身につけていた服をするすると取り出すように。

♪誰も知らない 僕が作る歌を誰も知らない
でもそれはいいことなのかもしれない
僕の歌には力がありすぎるから〜(『誰も知らない』)


清志郎の作った歌を清志郎が歌うのを聴けるときまで、せめて、清志郎が矢野顕子と歌う矢野顕子の名曲「ひとつだけ」を聴いて、次々と出てくるシワくちゃになった服を伸ばしてはたたんでみる。


by teenspost | 2009-05-05 21:34 | ♪徒然Sawanism