春休みの居場所って?

学齢である限りは、楽しかろうと辛かろうと精神的に「学校」に拘束される子どもたちにとって、春休みというのは、ぽっと解放される瞬間ではないだろうか?

「3月31日までは本校の生徒ですから、行動に気をつけるように…」とかいうのが昔から3月の校長の挨拶の定番で、それを耳にする度に、その校長はどこを見ているのか明確に理解したものだった。
f0107724_9422754.jpg

さて、「春休み心の手あてキャンペーン」は着々とすすんでおり、まだ若干在庫があるので、引き続き、配布ご協力ボランティアを募集中!
先日、最新ニューズレターとともにPRグッズを同封させていただいた方々には、是非とも、ティーンの居場所に設置協力をお願いします。

ところで、オトナになってから振り返ったとき、子ども時代の学校でも家でもない「春休みの居場所」って、どこだったろう?
なにをしていたろう?

私にとって小学校低学年の頃は、親戚の家。
高学年になると密かに深夜放送聴きつつ昼間はのべーっとしていたかな。
中学になると、近隣の図書館でオトナの雑誌やら、ありとあらゆる本を開いたり、誰もいない校舎の隅にあった“ホウキを一本突き刺すと音が出る壊れたピアノ”で友達と名曲を替え歌にして歌ったり。
高校になると、公共図書館の地下食堂をたまり場に8ミリ映画の打ち合わせやら、名画座で2本立て100円映画を見て、レコード屋経由の帰り道、サーティーワンに寄りアイスクリーム1個で5時間くらい友達としゃべっていたな。

ティーンの頃の居場所とは、オトナの自分に続く種みたいな時だ。

先日、北海道の滝川市のちえさんからメールが届いた。
___________
055.gif昨日、滝川図書館へPRグッズ持って行きました。
いつもお願いする司書さんが「またかわいいですねー!、このバンソコのは人気で直ぐ無くなってしまうんですよ」といいながら、掲示板に貼ってくれました。

あー、写真取ってこようと思って忘れた。
今度いったときに忘れなければ、写真取ってきますね。

___________

その後、ちえさんからさらに送ってくれと追加注文があり、しばらくしてまた写メールが届いた・・・
___________

055.gif仕事に出る途中図書館へ寄ったら、もう1枚しかグッズが残ってなかった!
お願いした司書さんもびっくりしてました。
で、また1 セット置いてきました。

___________

今を生きるティーンズにとって、「春休みの居場所」って、どこにあるだろう?
見つけてもけしてジャマしないように、そっとまなざしを送りつつ、ティーンの心で、春の街を歩いてみたい。

追記:石垣島の楽種工房のブログでも紹介してもらった!
さんきゅ!
クチコミ、ネットコミ…みなさん広めてくださいね!
by teenspost | 2010-03-29 09:45 | ♪徒然Sawanism

町田の駅前大通りの端っこに一本だけある「しだれ桜」が今年も満開だ。
f0107724_9101042.jpg

スタジオ悠では、来週木曜4/1より、毎週「木曜ティータイムふらっと」がオープン!
スタジオ悠は、東京都福祉保健財団助成「傷ついた家族と子ども・若者のための精神保健サービス」を提供するケアサポートセンターだ。

自立への不安、家族の問題、職場の人間関係、子育て、介護…身も心も行き詰るとき、それだけでも大変なのに、「情報が多すぎて何が正しいかわからない」「いつまで続くのか、先が見えなくて不安だあ」…と、堂々巡りの迷路にはいると、不要な恐れと不安に混乱する。
それは、行き詰まることよりも、つらいものだ。

そこへもってきて、求めていない情報をあれやこれやと差し出す人が目の前にいたりすると、それが善意であるだけに断るのもつらかったり、困っているのにイヤな顔も出来なかったり。。。(マイっている方が気を使うってヘンですネ)

さらに情報を差し出すだけじゃなく、物事を考えられうる限り悲観的にとらえて、どんどんネガティブな方向へ話の筋を引っ張っていったり。。。
しまいには「そんなことしていたら、いまに大変なことなになっちゃうよ」と深刻な表情で悪い予言へとエスカレートしたり。。。(悪い予言者は、はずれても非難されないからってネ)

それはどれもこれも、自分自身の恐れと不安を認めずに目の前の人に垂れ流していく情緒的依存なんだけど、このドミノ倒しがあっちでもこっちでも起きている世間で、“どっこい私は生きていく”ためには、回復者の存在とその体験的情報は貴重な社会資源なのだ。

木曜ふらっとには、年齢性別を超えたピアサポーターがお待ちしています。
老いも若きも女も男も、気軽になんでもおしゃべりできます。

参加費はありませんが、お茶代・献金・カンパは大歓迎!
週毎に、ボディケア・料理・手工芸など特技を提供してくれる「ふらっとボランティア」も募集中!
口を動かし、手を動かし、安全で美味しい居場所を一緒に作っていきましょう!

スタジオ悠は、町田の駅前大通りの端にある見事なしだれ桜を眺めて、町田街道を右折し、そのまま100メートル直進した先の国際版画美術館入口交差点のそばです。
迷ったらお電話くださいね。

♪桜舞う季節数え、きみと歩いていこう〜

お散歩しながら木曜ふらっと♪  お待ちしています。

追記: 4/3(土)のpm10:30〜の12ステップセミナー「アンプラグド」は、いよいよルパンさんカムバック!です。
2ヶ月何をしていたかって? それは、当日のお話しの中で…。
こちらも回復者パワー全開のプログラムです。
by teenspost | 2010-03-26 09:30 | ♪スタジオ悠々日記

f0107724_16552333.jpg
画像は、NACメンバーの手によって完成させた、名付けて「回復カルタ」である。

2008年9月11日付クログ「カルタでカタルシス」の呼びかけの後、どうなったものやらとすっかり忘れていた頃に、スタジオ悠に集うNACメンバーが1年半の歳月をかけて遂に完成させてしまった!

実に、すばらしいデキだ!!!

カルタの語源は、ポルトガル語cartaの「手紙」から来ているらしいが、読み札の1枚1枚がNACメンバーの血と汗と涙と結晶のようなメッセージばかりである。
メンバーが手分けして手書きした絵札も1枚1枚味わい深い作風だ。

このカルタを使ったカルタ取り大会が、今度の日曜日、春分の日のNAC春フェスタで開催される。
さて、今年の回復カルタの女王に輝くグランプリは誰の手に???
この日は、女性であれば、会員以外の方もウェルカムですから、ぜひ、町田のスタジオ悠にみなさん足を運んでくださいね〜♪
くわしくは、こちら

さて、この世界でひとつだけのたカルタが、これから札幌や名古屋や関西や沖縄にも伝来して、各地で女たちの女たちによる涙と大笑いのカタルシスならぬカルタシス(?)なエンパワメントが起こる…なんて夢想する春の日である。

蛇足の蘊蓄
カタルシス・・・【(ギリシア)katharsis】《浄化・排泄の意》

1 文学作品などの鑑賞において、そこに展開される世界への感情移入が行われることで、日常生活の中で抑圧されていた感情が解放され、快感がもたらされること。特に悲劇のもたらす効果としてアリストテレスが説いた。浄化。

2 精神分析で、無意識の層に抑圧されている心のしこりを外部に表出させることで症状を消失させる治療法。通利療法。

by teenspost | 2010-03-19 17:13 | ♪スタジオ悠々日記

f0107724_14293313.jpg
今年もTBSカンガルー募金よりご支援をいただき、ティーン向けの広報キャンペーンがはじまった。

春休み「こころの救急手あて」手から手へキャンペーン!ハートからハートをつなげるティーンへの贈り物! 

思春期相談室ティーンズポストは、レターカウンセリングを原点として、今ではメール相談サービスやティーン向け携帯サイトと時代の変化と多様なニーズに応えたサービスを創意工夫し続けてきました。
開設当時ティーンだった相談者がもう30代になっているわけで、入れ替わり新しいティーンが育つ中、継続的PRは大切な活動の一つです。

f0107724_14294812.jpgこの「こころの救急手あて」は、思わず微笑んでしまうクロちゃんのイラスト、ティーンズ短歌、おみくじ、相談窓口、携帯サイトのご案内、アファメーション、2枚の絆創膏つき!

ボランティアのみなさんの手によって1枚ずつ心を込めて作られた後、今年は全国の図書館のヤングアダルトコーナーに配布するほか、協力者の手によってタンポポの綿毛のようにティーンのハートへ届けます。

すでにボランティアの手によって、街角のクレープ屋さん、カラオケ店、レンタルCD屋、雑貨ショップ等、春休みのティーンの居場所に置かせてもらっています。

f0107724_148217.jpg一方、各地の学校へ非暴力プログラムを出前するための「ビーズ基金」も、石垣島手作りショップ「楽種工房」や個人の賛同をえて、さとしさん手作りのハートのビーズアクセサリーの収益で着々と蓄えられています。

新年度もできるかぎりの出前依頼にお応えするべく準備中。
これらの設置・販売を協力してくださるショップ・団体・個人も随時募集中です。

ご協力くださる方は、下の受講申込フォームからご連絡ください。
♪講座名→「春のキャンペーン」
♪講座日→「配布/設置希望場所」
それぞれ記入してください。
数に限りがありますので、予定数終了と同時に閉め切らせていただきます。

055.gifPC申込フォーム
055.gif携帯申込フォーム
by teenspost | 2010-03-15 14:42 | ♪スタジオ悠々日記

レイコ雛のひなまつり

f0107724_16544163.jpg

♪ 今日は楽しいひなまつり〜

私の大好きな“レイコ雛”を紹介する。

レイコ雛と初めて会ったのはもう十五年前の、横浜市中区の市民大学の「2001年の家族たちへ」と題された家族セミナーだった。
参加者だったレイコ雛が、なぜ私のことを知ったかというと、その半年ほど前にレイコ雛の息子が通う小学校でPTAの講演会があり、そこで私が話した内容を「学校だより」で読んだ当時4年生だった息子がすすめたのだという。

レイコ雛は、それからスタジオ悠のプログラムに参加し、子ども時代からの出来事をいろいろ聴かせてくれた。
アルコール家族でたいへんな子ども時代を過ごし、思春期には周囲の大人を困らせたレイコ雛だが、その心の中には無邪気で可愛くて繊細で傷つきやすい女の子が棲んでいるようだった。
レイコ雛が子ども時代の悲しみやさびしさを語る度に、その愛らしい女の子の顔が見えてきた。

いわゆる“問題児タイプ”というのは、大人から見れば“問題児”だが、子どもから言えば“犠牲者”であり、家族の中で最もまっとうで感受性豊かで繊細な子どもが担う役割だ。

ある日、レイコ雛は、「あたしね、子どもの頃、お雛様が欲しかったんだけど、ウチが貧乏だったから、買ってもらえなくてさ、だからね、このあいだ、お姉ちゃんと2人でお雛様になってみた」と、そのときの写真を持って来て見せてくれた。
カツラも衣装も手作りで、しっかりとメイクもほどこされている見事なコスプレだ。

それ以来、私はその写真をオフィスの机に大切にしまい、落ち込むことがあるといつでも取り出しては眺め、心を慰めた。
それがこの“レイコ雛”だ。

そうね、“レイコ雛”よ。子ども時代には戻れなくても、幸せな子ども時代はいつからでもやり直せるんだ!

レイコ雛は、息子が中学生になると高齢者の介護ヘルパーの仕事をやりはじめ、先日、勤続十年を表彰されたそうだ。
「十年続いた仕事はこれが初めてだよ」と笑うレイコ雛だが、レイコ雛の仕事ぶりは素晴らしい。

7年ほど前に偶然にもエプロン姿で自転車に乗って仕事に行くレイコ雛と出張先の道端でばったり会ったことがあったけど、そのときのレイコ雛はキリットしてほんとカッコ良かった。

誰にも真似できない仕事をしているんだろうと思った。
実際、誰も担当できない問題児(?)の高齢者や機能不全家族のヘルパーは、レイコ雛にしかできない天職だ。

ACの回復とは、他者を心からほんとうに助けられる人になることだと私は思う。
そのためには自分の心の中の雛を救って可愛がって育てなければならない。

レイコ雛は今日、仕事の休みを取って近隣の保健所で、家族問題に心を痛める人たちに、自分のメッセージ(体験談)を届けにいっている。

f0107724_20322271.jpg今日は、“レイコ雛”とひなまつりのお祝いをしよう。

♪あかりをつけましょ ぼんぼりに
お花をあげましょ 桃の花〜
五人囃子の笛太鼓 今日はたのしい雛祭り〜
by teenspost | 2010-03-03 17:27 | ♪徒然Sawanism