Trick or Treat!

ピアサポーターのありちゃんとさっちゃんが「10代-20代のラクラク★コミュニケーション講座」のために参加者の名札を手作りしてくれた!
コーディネーターのタケシも「かわいいね。参加者の方が、それだけで笑顔になりそう」と大喜び。
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古代の人々は1年の終わりを10月とし、はじまりを3月と考えたそうな。
3月から数えて8番目の月だから今月は「オクトーバー」なのね。
*【Oct】=「8」の意。例:オクターブ、オクトパス等

11月から2月の4ヶ月間は、新しい春をゆるやかに迎えるための準備期間。
年の瀬に大掃除して、大晦日から、いきなり元旦…とかいう近代の忙しい時間の流れとは無縁である。

子どもたちが悪霊等の扮装で家々を廻って、「Trick or treat!」…「かまってくれないなら、悪戯するよ」と叫ぶハローウィンは、子どもたちの力を借りて、1年の邪気払いをしたのだろうか。

そんなわけで、「10代-20代のラクラク★コミュニケーション講座」のクロージングは、TEENSPOST名物のハロウィン・パーティ。
突然、チョコレートとピコピコハンマーを振り回して魔女が乱入?!
「自分を大切にしているかな?」「(自分のこと)かまってあげないと、悪戯するよ」と。
もちろん,参加者は一人ひとり自分を大切にするお約束を魔女に公言して、チョコレートをお土産にゲットした。

それにしても、夕べから漠然と過剰な不安を煽るこの台風情報は、なんなんだろう。
首都圏に力を注ぐくらい、沖縄や奄美の離島の災害予防に心を注げよと思うことしきりである。

その後、雨の中、交替でスタジオ悠に入ってきたTingos!メンバーといろんな歌をひとしきり歌って遊んだ。
気持ち良さそうに歌い終わったメンバーの1人ハコが呟いた。
「なんかすごく自由だなー」

そう、古代なら今日は一年の終わり。。。
by teenspost | 2010-10-30 22:10 | ♪スタジオ悠々日記

f0107724_17101130.jpg翻訳という作業は、人の話に耳を澄ませることに似ている。
母国語なら読み流せることでも、異国語は時間をかけて身体を通しながら母国語に口移していくから、その過程で、思いがけず自分の内面や体験があぶりだされてくることがある。

ただいま時間をつくりつつ、せっせと翻訳しているポール・キベルさんの著書は、10年前に訳した児童書「An Elephant In the Living Room」と同じくらい勇気づけられたり励まされることがある。

児童書「An Elephant In the Living Room」は、コツコツ一人で訳した後に版元の許可を得て日本版テキストをつくった。
"elephant in the room"には「誰もが知っているのに触らず避けている問題」という意味があるが、“リビングルームのゾウさん”とは、まさに機能不全なグループや家族問題を言い当てた言葉である。

その翻訳を元に「依存症家族の子どもケアプログラム」を創り、そこから絵本「ファジーのきもち」や「クロちゃんとリビングのぞうさん」を生み出した。
それから出前プログラムや「心の手あて講座」というスタジオ悠のプログラムが実り、何度も繰り返してやってきた。

この秋からは自助グループNACの有志がこのテキストを使ってピアエデュケーションという仲間同士の学びあいをはじめる。
毎月第3木曜の午前中に、1年以上かけて読みあうそうだ。
そうやって、良いものを分かち合い、引き継いでもらえることは、本当にありがたいことだ。

10年前の私は一人で翻訳する中で、この本の中の「It's enough to do the best you can = あなたにできるベストを尽くせば十分よ」という言葉に何度も救われ、しばらくはアファメーション(自分を育てる言葉)にしていた。
なんたって、時に孤独な翻訳作業とは燃え尽きのリスクもはらんでいる。

どうにも訳しきれないニュアンスもあれば、理解できない異文化がそこにある。
辞書も通信機器もない時代の杉田玄白とか福沢諭吉とかどうしていたんだろう?

翻訳なんて面倒なことしないで読めたらいいのに…と思うこともないけれど、米国では翻訳本は出版物のわずか2-3%らしく、日本のように異国の言葉を自国語に翻訳しながら取り込んでいく文化というのは、実はすごく謙虚で寛容な多文化共生なんじゃないの?、とも思う。

現在、訳している本は、居住地も遠く離れた男女混合4人の共同作業で、今朝も沖縄のKさんとメールをやりとり、翻訳するそばから、想起したことを共有できることがとても嬉しい。

今日、訳しながら、ついつい泣けちゃった言葉を下に添付する。

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男の子たちは効果的に問題解決できるようなコミュニケーションのスキルを必要としている。

「逃げろ」「助けを求めよ」「困っている人を助けなさい」「泣いたっていい」「すべての答えを持てなくてもいい」…そうやって、いろんな言葉で男の子たちが人間らしくあることを励ますことが親や大人にはできるのだ。

恐れや無力感やジェンダー意識や大人自身の心の傷によって、男の子に寄り添うことを投げ出してはならない。
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この翻訳からいろんなものが実りそうな秋である。

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by teenspost | 2010-10-19 17:42 | ♪徒然Sawanism

地の底から救出する作業

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このところ、男の子たちの事件が続いているなあ…と思っていたところ、TVでは朝からチリのサンホセ鉱山の実況中継だ。
地の底の長い闇夜から男たちが救われていく。
そして、家族に出迎えられていく。

その様子をぼんやりと眺めつつ、中3男子のホームレス襲撃、29歳青年の父親刺殺、中2男子による教師3人集団暴行…刻々と変わるネットニュースの見出しが再び脳裏に浮かんだ。
ついでに、オバマの臨界前核実験もだ。

パワーゲームによって傷ついたものが、生きることの恐れ、将来への恐れ、家族/仲間への恐れから、自分を傷つけたものと同じように力を行使するとき暴力は繰り返される。

不要な恐れを抱く者は、自分が恐れられていることを知らない。
そうして暴力によって傷ついた者が、力を奪い返して切り抜けようと加害者になる。
あるいは、女性や弱者や自分自身を犠牲にしながら現実回避する…
そんな切り抜け方しかないとしたら、哀しすぎる。

パワーゲームの連鎖から「切り抜けるだけじゃなく、先駆けよう!」「専門家はパワーを持たない者の中にいる」と非暴力を伝えた米国のオークランド・メンズプロジェトのように、男たちが男を救う暴力予防=非暴力プログラムが必要だ。

でも、そんなジャパン・メンズプロジェクトの出現を待っている余裕はない、と始めた非暴力SPAプログラム。
今年も、北海道〜沖縄まで、小、中、高校、専門学校を巡る。

暴力の構造を理解すれば、そのことに責任はなくても、それに対して自分はどうするかということに責任をもつことができる。
選択ができるようになる。
自己信頼が生まれる。
それが暴力から自由になるということだろう。

5年前、名古屋での参加者の一人の女性が「非暴力とは、誰もが持っている美しい力なんだ」と言葉にしてくれた。

そう、この非暴力SPAプログラムは、一握りの政治家や活動家や宗教家が大上段で構えるものじゃなくて、私たち誰もが日々の暮らしの中でできるもの。
考えるものというよりも、人と分かち合うもの、自分自身で他者と共に“地の底から救出する作業”なのだ。

////////降りていく生き方と若者たち --26歳の新しい生き方--
べてるに生まれ育って…人と喜びでつながる社会起業////////////
10月16日(土) 13:30〜16:30
@町田市文学館ことばらんど
003.gifすごーく、楽しみ♪

「ボラ市民ウェブ」掲載記事はこちらから>>>

by teenspost | 2010-10-13 21:11 | ♪徒然Sawanism

和子さんから豪徳寺の沖縄祭への誘いがあったのは、数日前のこと。
東京には、沖縄県の学生寮が二つあり、ひとつは和子さんが寮長をしている女子寮「沖英寮」で、もうひとつは喜多見にある男子寮「南灯寮」。
いずれも新宿から数十分の小田急線沿いにある。
その2つの寮生が合同で秋祭りにエイサーをやるということは前々から聞いていたが、地元、豪徳寺の商店街をあげての「沖縄祭」になるらしい。
これは行かなくちゃ。
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昭和30年代にタイムスリップしそうな感じの豪徳寺商店街は多国籍の出店と沢山の人で賑わっていた。

昨日から雨が降り続く空模様が気がかりだったが、なんのなんの、豪徳寺の商店街の隅にしつらえたテントの下で、和子さんは寮生とともに、元気に沖縄県産品の販売をしていた。
やがて、女子寮と男子寮の学生がエイサーで商店街を練り歩く“道じゅね”が始まる頃には、太陽が出てきた!058.gif

和子さんとの出会いは、もう15年くらい前になるか、石垣島で高校教員と生徒対象にアサーティブトレーニングをやったときのこと。
当時は体育教師として参加した和子さんだったが、実はスタジオ悠でも知る人ぞ知る温熱療法テルミーと腹話術のカウンセラー光子さんの妹でもあり、カウンセリングにとても関心が深く、(長くなるのでかなり省略すると)まあ●○▲△いろいろあり…、しばらくしてからは石垣島ではなく、沖縄本島でお会いすることになる。

やがて和子さんが沖縄県立高校の校長になってからは、毎年のように「非暴力プログラム」出前を注文してくれた。
昨春、沖縄で退職するや、東京の「沖英寮」寮長に就任した和子さんだったが、実は、30年近く前には、町田の都立高校で教師を勤めながら、2人の子どもを産み育てていた。

そのうちスタジオ悠でトークライブしてもらわなきゃなんないくらいのパワフルな女の人生なのであるよ。
(たぶん、来年2月の北海道のワークショップには登場する予定! 乞うご期待)

私が体調崩すと心配してスタジオ悠にふらっとやってきて、私の留守中にも“ひまわり”みたいな笑顔で場の空気を明るしてくれるソーラーパワーみたいな女性だ。

f0107724_2331937.jpg世の中には、子どもの心と身体を威圧してつぶしてしまうような「体異苦」教師も少なくないが、みんなを元気にしてくれるのが本当の「体育」教師だろうと、私は常々思っている。
体育の日も、そういう日にしたいね♪

それにしても同郷というだけで、学生たちが共に踊れる伝統芸能があるって、なんて素敵なことなんだろう。
それは故郷から遠く離れた場所に集う沖縄の人々が生き抜くために受け継がれてきた、互いを支えあう伝統と文化でもある。

このところ、あっちもこっちもにっちもさっちも停滞する空気に押しつぶされそうな私の心も、なんだかスカっと晴れ渡った。


///////RETで学ぶ問題解決///////

リクエストがありながら、なかなか時間がとれなかったRET(Rational Emotive Therapy)を10/12(火)から「家族ステーション」の枠で半年間、開講することになりました。
米国の翻訳テキストを元にして、すぐに役立つ「記述ワーク」を使いつつ、認知と考え方を自由に楽にすることから、心と身体を元気にしていきます。
家族問題へのとらわれ、イライラ、ムカムカ、ウツウツ、先読み不安、衝動的行動…「考え方の生活習慣病」に即効の安全な方法です。

空を見ながら、「いつまでこの雨は止まずに続くんだろう」と思うのも、「いつまでも降り続く雨はないさ」と考えるのも、考え方は自由です。現実が変わらなくても、自由になれるんです。

フォローアップにも、どうぞ!

詳しくはこちらから

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by teenspost | 2010-10-10 22:39 | ♪徒然Sawanism

ねじれてしまう人々

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この仕事をしていて痛感することの一つに、この世には“ねじれてしまう人々”がなんと多いか、ということだ。
そのせいか、このブログ《クログ》でも、2007年5月の「ねじれ花」というタイトル記事へのアクセスと検索がいまだに多い。

あえて正直に言うと、この“ねじれてしまう人々”とつきあうのは、とーても疲れる。

でも、誰よりもこの“ねじれてしまう人々”は、“ねじれてしまう自分”とつき合うことに疲れているんじゃないかと思うのだ。

だって、他人ならば、知らんぷりもできるし、距離もとれるけど、自分自身とはつきあわなきゃなんないわけだからね。

というわけで、シンプルに正直にいこう。

今回は、“ねじれてしまう人々”に向けて、シンプルな記事にする。
(写真は町田木曽の秋祭の神楽 : 白きつねが見張り、獅子舞がかみつき、ひょっとこが曲がった口をとがらせている光景)

////////シンプルで正直な人の話を聴くセミナー////////////
降りていく生き方と若者たち --26歳の新しい生き方--
べてるに生まれ育って…人と喜びでつながる社会起業
10月16日(sat)13:30〜16:30
@町田市文学館ことばらんど
ゲストトーク : 向谷地宣明さん 
詳細はこちらから

by teenspost | 2010-10-06 20:52 | ♪徒然Sawanism