f0107724_22412580.jpgもう十年前になるか、TEENSPOSTの主催で勝楽寺の本堂を借りて、マルセ太郎さんの一人芝居をやったことがある。
本堂いっぱいに、あふれるほどのお客さんが来てくれたこと、忘れられない。

町田駅にマルセさんを迎えにいくと、マルセさんは胸を張ってどうどうと毅然と屹立と改札口に歩いてきた。
ダンディーだと思った。
自分の仕事に誇りを持っている人だと思った。

ひとたびステージに立つと、マルセさんは弓や竹のごとく撓るしなやかな身体で、十八番のサル芸から、そして、私が何より愛する「ままならない大人の人生を見つめる子どものまなざしと哀しさ」を表現した。

5歳の子どもの悩みも50歳の大人の悩みも重さは同じだ

それは、マルセさんの著書にも記されている名言。


先週いっぱい、沖縄石垣島の高校、青少年センター「あやぱに学級」、障害児の放課後の居場所、中学校、小学校(八島小学校は今年で4年目)・・・を巡っていた。


石垣市の担当者や養護教諭を通じて、そこで出会った子どもたちからの感想やお手紙をいただいた。

1人ひとりが大切に書いた言葉を読んでいると、抱きしめたくなるほど胸がいっぱいになる。

さきのマルセさんの言葉が思い出された。


いよいよ、3.3.サンクス20周年感謝ひな祭は、今週末の土曜日に迫ってきたけれど、その直前に、大好きな沖縄の子どもたちと交流し、そして、沢山の言葉をもらえたことは、ありがたいことだった。

石垣市では、DV予防啓発として、小学生や中学生に“エモーショナルリテラシー(感情の理解と対処)”と“アサーティブネス(自己信頼に基づく自己表現)”を伝える講座を企画し続けてきた。

担当者は言う。
「コミュニケーション講座で、暴力を選ばない表現を知ると、子どもたちは1人ひとりが持ち味を発揮するようになる。学校全体が助け合ったり元気になる」と。

そう、私たち1人ひとりの持ち味を引き出し、生かしてくれるものは、人と人との関係なのだ。

今週末の「3.3.サンクス20周年感謝ひな祭」に、ぜひ、お誘い合わせの上、お集りください。>>>詳細
お待ちしています。

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スタジオ悠でも今月末,エモーショナル・リテラシーとアサーティブネスを学ぶ講座があります。
気持ちスッキリ伝えるアサーティブレッスン2days
3月24日(土)13:00〜16:30
3月31日(土)10:00〜16:30

by teenspost | 2012-02-29 23:08 | ♪徒然Sawanism

f0107724_903583.jpgいよいよ、3.3.サンクス感謝ライブは目前。

昨日タケシから台本が届いた。
本格的な立派な表紙もついて、司会のナルちゃんや裏方スタッフの手に渡る。

全国から各地のメンバーやグループによる力作ビデオレターと心のこもったメッセージが次々と届いている。
これは3月3日のステージのスクリーンで初公開する。

f0107724_9333045.jpgチャーリーもパプアニューギニアの正装を準備して当日は研修中の大阪から,四国の樋口恵子さんとともに駆けつけてくれる。

女声によるポエム群読は28日(火)の午後にリハーサルする。
1990年代に家族プログラムで使っていた新川和江さんの二篇の詩を有志で読む初の試みだ。
言葉を伝えるメンバーの声が長い年月を経てとても豊かに響いていることに気づく。

そして、Tingosの音楽シアターは、昨日が最終練習で、当日は20名近いメンバーがステージで歌う。

ゆうべは心地好い音色のスティールパンを奏でる山畑えみさんに加え、横浜市福祉職の大橋さんがトロンボーンを持って駆けつけてくれた。

「仕事が終わってからの参加で大遅刻だったけど、みなさんが温かく迎えてくださり、とても居心地がよかったです。…音楽が醸し出す雰囲気は相互作用のたまものですから。当日が楽しみです」という大橋さん。

そのトロンボーンの音色が温かいのはお人柄と思うが、ゆるくて和む空気と関係に身を置いてこそ、人は生き生きと歌い、自分を生きるのだとあらためて思う。

そう、今回は音楽で幕開け、音楽で3.11の犠牲者の冥福を祈り、音楽で被災からの復興と子どもたちの未来への希望を祈願する。

ゆうべ、大橋さんがシェアしてくれたビデオを紹介する。
世界中のトロンボーン奏者による「A Song For Japan」だ。


3月3日(土)18:00 町田市民フォーラム3Fホールでは、この1年を生きた私たちが、いま1人でも多くの人と共に分かち合いたいものを用意してお待ちしています。

*14:00からはスタジオ悠にて「20周年感謝茶会&展示」を開催しております。どうぞ、こちらもお寄りください。>>>詳細はこちら
by teenspost | 2012-02-26 09:46 | ♪スタジオ悠々日記

鼻で吹く笛

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土曜から石垣島にきている。
石垣市やNPOの主催で、小中高校生、支援者対象の講座が連日続く一週間。

f0107724_854142.jpgそんな中、サポート会員や協力者のみなさんにご挨拶したり、ゆうべは思いがけず知名くんに誘われたコウサカワタルさんのライブで、教えてもらった台湾原住民ルカイ族の鼻笛を練習中。

こうやって鼻で吹くんだけど、心和む音色で、かなりの音域がでる。
しかもローズウッド製でいい香りだ。

知名くんに初めて会ったのは、彼が十代のときだが、もう三十路のおとなだよ。しみじみ、、、Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

そうだ、樋口恵子さんからの伝言で、三月三日にパプアのチャーリーがお尻につけるバナナの葉っぱ八枚とっていかなきゃなんないし。
by teenspost | 2012-02-20 21:49 | ♪渡り鳥の旅みやげ

祝20周年3.3.Thanksライブの準備がなんとなーく、ゆるく、楽しく、面白く、すすんでいる。
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遠隔地からビデオを届けてくれる人、これから仕込みに入っているグループ、ひさしぶりに連絡をくれた人は、いまから再会が楽しみだ。

先日は、裏方当日のシナリオを担当してくれるタケシと会場を下見に行った。

そのシナリオを元に司会を担当するナルちゃんは、「とにかく楽しくやりたいな。みんなで楽しく笑いたい」と。
そういう言葉が、ほんと何より嬉しい!

そうして、準備会でわいわいがやがや、みんなでおしゃべりしているうちに、ヒョウタンから駒で生まれたのが「アカンデミー賞2012」。

先日、グラミー賞は発表になったばかりだけど、このアカンデミー賞というのは、家族機能の回復を目的に、かつてそこで子ども役割を演じたキャスト、スタッフを表彰し、その労を讃える賞。

なんたって、ときに家族というのは、不思議なルール、風習、掟をもっている。
そこで子どもたちは親(大人)に愛されたくて、認められたくて、様々な役割を担う。

子ども時代は何一つ疑わなかったけど、大人になって他人に話したら、語るも涙、聴くも大笑いのエピソード…なーんてことは、スタジオ悠のプログラムではお馴染みのこと。

自立したときに初めてその不思議、理不尽さに気づき、さらに笑い飛ばして、鎖を手放す。
そこから次代に向けた新しい関係づくりが広がっていく。

そう、“誰かを”笑うのではなくて、“誰かと一緒に”笑いとばす…これは自立と成長につながるエンパワーだ。


なお、14:00からの「20周年記念茶会 ぱにぱにスペシャル」では、体験メッセージがシェアされます。

そして、みんなをハッピーにしてくれる「アカンデミー賞2012」は、18:00からのステージの一こまで発表の予定。

そして、パプアニューギニアのチャーリーが正装で登場。
うーむ、楽しみだ!

というわけで3.3.Thanks感謝祭の準備は、続く。。。
by teenspost | 2012-02-16 22:07 | ♪スタジオ悠々日記

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写真は、石垣島の楽種工房の寒河江さんから届いた石垣島の野菜の一つ。

八重山言葉では「ンースナバー」という、なにもないときでもこれだけではあるという野菜。
「フダンソウ」という。

先週の夜のプログラムでは、冷え込む中、足を運んでくださる方に、温かい生姜スープにして、お迎えした。

同じ畑の土から育っても、こんなにカラフルな極彩色であり、かつ、「フダンソウ」という名前がいいね。

「フダン」とは、そう、とだえないで続く「不断」である。
であるから、「普段」という日常、平生であるわけだね。


ところで、今日は2月6日で「ブログの日」なんだそうだけど、このブログは2006年4月1日に始めたから,あら、もうすぐ6年かあ。

そして、ティーンズポストは20年かあ。。。

いまTEENSPOSTでは、3月3日のひなまつりの晩の「3.3.Thanksライブ」に向けて、色々な人たちの力を借りて準備がはじまっている。

北海道、名古屋、関西、沖縄…の会員さんからも協力や応援が届く。
歌うピアサポートTingos!も賑わってきた。

司会を引き受けてくれたナルちゃんは、TEENSPOSTにつながるきっかけを恵んでくれた、当時幼児だった息子さんが、なんと今年で20歳だそうだ。

カラフルな不断草をひなまつりのステージに広げたい。
by teenspost | 2012-02-06 20:53 | ♪スタジオ悠々日記