K_log★クログ


木陰をつくろう

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汗を拭いながら日傘をさして歩く炎天下、
路地に木陰を見つけては、つかの間ホッとする。

バス停の合成樹脂でできた日よけの下よりも、
ついつい柳の木陰に寄り添いたくなる。

アスファルトの大通りを走り抜ける車中で、
街路樹の並木の下を通り抜けたとたん涼しくなる。

暑いときほど、樹々の力を感じ入る。

夏休みは子どもと大人が一緒に過ごす時間が多くなる。

家の中にも、木陰があるといいな。

コントロールする密着した関係は、風のない炎天下のように暑苦しいだろう。

照り返しのきつい反応し合うコミュニケーションじゃ、心も焼けしてしまうだろう。

いつも気を使い合うのは、いつまでも気温の下がらない熱帯夜のようにうっとうしいだろう。

いくら最新のエアコンでも、家族関係の空気調整まではできない。

だから、家族の中に木陰をつくろう。

木陰の下にゴザを敷いて昼寝したくなるような、
シンプルな言葉で、ゆるくて涼しい関係がいい。

適度な距離が、一人ひとりの居場所を保ち、
ここちよい風が穏やかに流れていけばいい。

ビルの最上階のスタジオ悠では、花屋の隅で縮こまって安売りされていたパキラの木が、いまや漆喰壁から突き抜けるように育ち繁っています。

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TEENSPOSTでは「夏休みキャンペーン 木陰をつくろう」を始めます。
高校生のデザインによる素敵なパンフができました!

8/1(土)土曜ふらっとカフェでは、おしゃべりしつつ、思春期パンフ2015をつくります。
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イラスト by Megumi

♫「ライ麦畑プロジェクト」もスタート!!
この思春期パンフをティーンの手元に届けます。

白衣のポケットからそっと買い物袋に忍ばせてくれた薬屋の薬剤師さん。
さりげなくCDショップのレジの片隅にイラスト付きで置いてくれた店員さん。
クレープ屋さん、ドーナッツ屋さん、カラオケ店に設置してくれた皆さん。
テスト用紙の裏面に印刷して生徒にそっと配布してくれた高校の先生。
…ひとりでやるからこそ、できることもある!

お問合せは>>>こちらから
設置希望先、枚数等、お知らせください。
パンフは手のひらに収まる小さな薄い紙製です。
# by teenspost | 2015-07-22 11:00 | ♪徒然Sawanism


夏休み子どもアサーティブ、大切なことは遊びの中に♫

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TEENS POSTのアサーティブ・トレーニングは、子どもの権利のアドボケートと、いじめ・暴力の本質的予防のために、1992年にはじまりました。

f0107724_1741429.png当初は、ジーンズのリーバイスの助成支援もあり、子どもに届けるためには大人がまず学ばなければと、大人の社会教育、支援者研修、海外研修…と裾野を広げていく一方で、小中学校、高校、専門学校の子ども・若者の元へ毎年のように出前を運び続けてきました。

ん??でも、ふと気が付くと、灯台下暗しで、地元の子どもたちに届ける機会がない!!


f0107724_17411661.pngということで、町田駅から徒歩圏にある湧き水と緑に包まれたせりがや公園で、夏休みに開催することになりました。
子ども達とつくるアサーティブ・プログラム。
クラフトづくり、紙芝居、ゲーム…すべては遊びの中に。

小さいお子さん連れの親ごさんたちは、木陰でお昼寝してくださ〜い。

写真上は北海道の小学校、沖縄の小学校での模様。
# by teenspost | 2015-07-14 15:45 | ♪アサーティブ・ラボ


未来を創る島から 〜こどもの日。それは、おとなが自分の生き方をふりかえる日でもある〜

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トランクに手作りグッズを携えて、子ども支援研修、小学校を巡る、新年度の出前SPAプログラムは、沖縄本島南部に位置する八重瀬町からスタートした。

平和祈念公園を擁するこの地域では、かつて激戦地となった惨禍から、多くの人が暮らしの中で弱きもの小さきものの命を大切にすることで平和の樹を植え続けてきた。

その70年の歳月を経て、いまサトウキビ畑に穏やかな潮風がそよぎ、子育て世代を中心に移住者も多く受けて入れている。


子ども達に何かを伝えるとき、子ども達と共に学ぶとき、教材(遊具)を自らの手で創るということがどんなに大切なことか、これまでも多くの先達の知恵から学んできたが、心や関係といった目に見えないものを学ぶためのペープサート、感情くじびき、感情トランプ、スライド・ビデオ…を目にした子ども達が「これ、創ったの?」と興味津々で近づいてくる時のワクワク感といったらない。

歓びの波動は歓びとなって伝わっていく。


それでなくても、子ども達の成長を見守り、平和な環境づくりに心を注ぐ、この地の大人の創作力は過去記事「沖縄アート力は子どもの味方!」に詳しくレポートした通り、温かい情愛に満ちている。


出前のテーマは、エモーショナル・リテラシーアサーティブネスによるMaking Peace。

エモーショナル・リテラシー(感情との付き合い方)は、自己信頼と人権意識の土台となるもの。

アサーティブネス(自己信頼に基づく自己表現)は、子どもの権利条約の目玉でもある「子どもの意見表明権」をアドボケートしつつ、1人ひとりがあらゆるちがいを越えて他者と共に生きる自立を手にしていくための非暴力のコミュニケーション。

子どもにも大人にも、世代をこえて必要なものだ。


ワークショップの中では、子ども達から折々に返ってくる質問や感想とのキャッチボールがとても面白かった。

「自分の気持ちを相手に伝えた時に、相手が応えない場合、どうしたらいいだろう?」



そういう問いかけを小学校6年生の子ども達から受けとったとき、どう応えるか?

コミュニケーションの7割は非言語による、と言われるが、子ども達は大人の「言うこと」以上に、大人の「すること」を見ている。

大人が気づかないところで、言葉だけではない、まなざし、声のトーン、しぐさ、行動…に目を凝らし、耳を澄ませている。

「言うようにしなさい、するようにはするな」というのは機能不全の典型であるけれど、ひるがえって、誠実な言葉と共に身体で自己表現するアサーティブな大人の姿を見ることは、子ども達の確かな自己信頼となる。


f0107724_22372469.jpg1997年のこどもの日に、朝日新聞の社説に紹介されたティーンズポストのレターカウンセリングについての記事を思い返す。
(右の記事をクリックするとpdfファイルが開きます)

自分の気持ちを押し殺して、波風たてずに生きること。

それが普通というのなら、 それほど楽しそうじゃない。いきいきと生きられない――

手紙には、子どもたちの精いっぱいの問いかけが詰ま っている。

こどもの日。それは、おとなが自分の生き方をふりかえる日でもある。




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沖縄那覇・宜野湾2daysワークショップも沖縄のサポーターの協力で、新しい出会いと気づきがあふれる温かな場が生まれました。ご参加された皆様、ありがとうございました。
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# by teenspost | 2015-05-05 09:16


鼻は嘘をつかない、 しなやかな鼻息と鼻笛の真実

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子どもと大人の新しい関係づくりをテーマに活動してきたTEENSPOSTは、4年前のあの日から、まずは大人の関係づくりの場として「夜楽校」「ピア・ガーデン」を開いてきた。

f0107724_15432251.png1月のピアガーデンでは、クログでおなじみのレイコ姫とパートナーのヒロさんが、仲間の1人ひとりの新春のポートレートを素敵に撮ってくれた。

f0107724_1544937.png2月は、被災地を支援する勇気野菜プロジェクトの杉浦さんが3.11から足を運び続けている福島のお話を聴かせてくれた。

杉浦さんのあったかさとやさしさと真実味あふれるお話。
いま無力を分かち合うことで、できないからできる大切なことを胸におさめることができた。

ふと、ヘンリ・ナウエン(アンリ・ヌーエン)の言葉を思い出す。

人生で最も大切な人はだれであるかを正直に自分に問いかけてみると、それは助言したり、解決したり、治療したりしてくれる人ではなく、苦しみをわかちあい、…絶望と混乱に陥っている時、黙って一緒にいてくれる人。
無力である現実を一緒に見つめてくれる人。
このような人こそ、ケアしてくれる友である


その夜は、鼻笛ニストの中島勉さんがスタジオ悠に初デビュー。

実は、この「鼻笛」、石垣島のあるライブで知って以来、いつもバッグに入れて持ち歩いていたところ、マジシャンのこうさんから「鼻笛やりたいですね!」と熱いリクエストがあり、それから、教えてくれる人を探し求めていた。

ついに、願いとご縁がつながって、しかも、中島勉さんは、鼻笛以外にも、国際竹とんぼ協会だとか、地域の子ども会だとかで活躍されてきた方。現役中は飛行機の内装設計をしていたという、なかなか面白い方なのだ。

「自分も子どもがいますが、子どもとは関係なく、子どものことをやってきました」というあたりは、マジシャンのこうさんにも通じるものがある。

そうね、だいたい今の世の中、自分の子どものことだけなんか考えていたら、かえって、自分の子どもの姿を見失ってしまう危うさがある。

血のつながった子どもがいようといまいと、子どもと寄り添うことでしか、この困難な時代を生きることはできないんじゃないか。

f0107724_1045181.pngで、そんなこんなもあって、4/4(土)18:30から桜の名所玉川学園のコミュニティーセンターで、お花見YAGAKU夜楽校をやる。>>>詳細
ちょうど満月だし、すべては用意されている。

鼻笛は、木製、焼き物、欧米、アジア製…いろいろあれど、今回は、来てくださった皆さんがお土産に持ち帰れる紙製の鼻笛をつくり、鼻笛ニスト直伝で、合奏までやっちゃおうという。

日本鼻笛協会、略して「NHK」ポッポコピー町田支局が誕生する瞬間をお見逃しなく。

鼻笛ニストの中島勉さん曰く、
「鼻笛は、楽譜も要らない、花粉症でも大丈夫。
子どもも大人も一緒に吹けます。
なんといっても・・・
鼻は嘘をつかない!
# by teenspost | 2015-03-11 11:02 | ♪スタジオ悠々日記


♪年の始めのためしとて〜

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新年恒例となった宇都宮(とちぎ男女共同参画センターパルティ)でのアサーティブトレーニング講座2days。
いつものように、前の晩は、宇都宮の中心にある松が峰教会と二荒山神社に実り多い講座となることを願って参詣。

宇都宮の街は、新旧、聖俗、洒脱と素朴…さまざまなものが渾然一体となっているところが面白い。
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今年も定員を超える多くの方に応募いただき、パルティのスタッフは、1人でも多くの方にという思いと、良質のプログラムのための最大限の人数(定員)との折り合いで苦心していた。

30代からアラフォーを中心に、男性の参加、20代も増え、今回は、受講者のうち20名が同センターに初デビューという。

こうして、様々な違いをこえるコミュニケーションづくりの2日間が始まった。

日常の人間関係の中で、<なんとか気持ちをとりつくろう><なんとか相手を変えよう>…と思うほど、無力感はつのっていく。その奮闘の末に、「まず変えられるものは、相手ではない」と気づいた時、アサーティブへの道が拓ける。

これまでの自分のパターンを認め、手放し、新しいステップにチャレンジするのは、なかなか勇気のいることだが、むずかしいことは、できないことではなく、人と一緒に果たしていくものだ。

クロちゃんシアター>>>短い五章の自伝


出張ワークショップをするたびに、いつも当地で地道に仕事される方々の苦労に思いを馳せる。

目に見えないところでの日常の積み重ねがあるからこそ、幅広い層の方が集い、安全な学びの場が用意され、ニーズに応える講座を企画できるのだから。

今年も、北から南から、真摯で温かなハートあふれる場所で開催できて有り難いなあ。。。と、しみじみ思いつつ、宇都宮の正嗣(まさし)の餃子をお土産に帰路についた。

誰かが誰かを教育するのではない。
自分を自分ひとりで教育するのでもない。
人は自らを教育しあうのだ、
相互の関わりの中で。

パウロ・フレイレ

# by teenspost | 2015-01-19 13:33 | ♪渡り鳥の旅みやげ


ムクロジと家族 <年のはじめに>

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正月休みのTVのCMに、不安の種の垂れ流しがやたら目に付く。
ふだんほとんど目にしないTVだから、なおさら強く感じるのだろうか。

健康を損ねることへの不安。
人並みからはずれることへの不安。
巧妙に煽って、不安の種をバラまいて、そこに集まる人たちをゴッソリさらっていく「不安の追い込み網漁法」。

この手の商法は、いまにはじまったことではない。
昔から、子育て、介護…家族問題の隙間に滑り込む厄介なものではあったけれど、最近は、せき止める人の知恵や関係が脆弱なのか、不安のドミノ倒しとなって、ますます増殖している。

不安のドミノ倒しとは、不安を受け入れず、垂れ流し、人の話に耳を澄ますことなく、不要な不安の種を拾い、先読み不安を膨らませ、さらに垂れ流す。
焦燥の海に溺れまいと、なにかにしがみつこうとしても、その先もまた、グラグラと崩れる。

行き場のない無力感・絶望感となって弱いところや依存的関係になだれ込む暴力の構図。

◎「母子家庭」「20代前半男性」「子ども」に際立つ日本の貧困>>>記事詳細

◎家族同士の殺し合いが増加 昨年の殺人事件は親族間が53.5%>>記事詳細


火種をばらまきつつ火消しに回る«マッチポンプ»に取り込まれないよう、支援することで問題ごと支えてしまう«バッファゾーン»に陥らぬよう、ここから、どうやって「問題があってもOKな文化」を創りだせるだろうか?

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暮れに、調布の深大寺に初詣ならぬ「暮れ詣」をした。
社殿の上にムクロジ(無患子)がしだれて実っていた。

ムクロジ(無患子)は、子どもが患わない、という意。
実をこすれば石鹸のように泡立つ洗浄となり、羽根つきの黒玉として遊びとなり、数珠として祈りとなり、延命皮という生薬にもなる。

深大寺は子ども時代に時々つれてきてもらった思い出深い場所で、時を経ても変わらない町並みと風情がいつも待っている。
原家族から現家族、そして未来家族へと想いを馳せる。

そういえば、元日に放映されたNHKスペシャル「戦後70年 ニッポンの肖像 プロローグ 私たちはどう生きてきたか」を見損ねた後で、 「ニッポンの家族」の風景を年代ごとに70枚の写真で綴る番組特別コンテンツがウェブ上に公開されていることを、イギリスの友人から知った。

これがなかなか面白い。>>> http://www.nhk.or.jp/special/70/

戦後半世紀を子どもの声で綴った「みんな子どもだった」の続編として、今年は「みんな子どもだった 戦後70年の子どもと家族」なんていう音楽・演劇・アートのステージをみんなでつくってみようかしら…と初夢想。

家族とは、時代や社会の変化の波に揺れるものだけれど、変化の波にあっても、しなやかに変容し、枝を伸ばし、かつ、変わることのないムクロジ(無患子)のような豊かな智慧と関係を、学びほぐし、伝えあい、表現してみたい。今年も一緒に。
Let's get together!
# by teenspost | 2015-01-06 12:05


満員御礼! 演じる人、創る人、観る人…そこに関わるすべての人を癒し、エンパワする夜楽校YAGAKUライブ

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芸能は、演じるのも、創るのも、観るのも、特別な人だけのものではない。
芸能は、演じる人、創る人、観る人…そこに関わるすべての人を癒し、エンパワするもの。

3.11の心の痛手から、年齢、性別をこえて、芸能の力で元気と勇気と希望を取り戻そう!
1人ひとりが表現する喜びを分ち合おう!

そんな願いからはじまった夜楽校YAGAKUライブは、5回目を迎え、今回も10代から世代をこえて、沢山の方のご参加をいただきました。

当日の模様はビデオにも納めましたが、まずはなにより、終演後のみなさんから届いた生の感想と写メでご報告します♪

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コウさん+クロさんのみんなでマジックシアター

でたー!! くろさんとこうさんのみんなでマジックショー。クロちゃんの感情タロットで、デビッド・カッパーフィールドの新ネタ。会場騒然!!

◎カード移動、仕掛けが全然わからない!
◎感情タロットを使ったマジックの摩訶不思議な結末、お見事! すご〜い!!
◎上司と部下でこういう雰囲気、いいですね。気持ちがほかほか、温かくなった

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071.gif第2幕
朗読舞台byシアター悠

 『自由を我らに』 作 じんのひろあき
 《あらすじ》終戦直後、GHQの指示によって憲法草案が作られ、これを分かり易い口語文にするために集められた小説家、歌人、新聞記者、広告文案家。言葉を扱う専門家の彼らだが、憲法を口語文にするために与えられた時間はわずか1時間・・・。

10代から50代まで年齢性別をこえて、ひとつの芝居を創り上げる醍醐味。裏方も大活躍! 演じきった1人ひとりの表情が清々しい。

◎芝居に入り込んで、1時間があっという間だった
◎「あなたが考えなさい」と問いかけられ、宿題をもらった
◎クライマックスは感動的! 涙が出ました

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071.gif第3幕
おもハモ楽団 JAZZライブ

1 安里屋ユンタ~Imagine
2 ひまわり
3 Good morning heartache
4 Water Melon man 
5 Keep that same old feeling
…客席もコーラス、パーカッションで参加。 異文化が融合するJAZZの自由さ、楽しさ♪
◎すべてアコースティック! …トロンボーン、サックス、ヴァイオリン、ウッドベース、ピアノ、カンカラ三線…間近で生音、いいですね
◎とても自然体で力が抜けた感じの居心地よい音でした
◎ユニークな構成、ステキな曲目ばかり。。。
◎観客も一緒に巻き込んでの楽しいライブでした

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次回は、いつ頃、どんな企画で登場となるでしょうか?

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今年も沢山の多彩な仲間の手によって支えられたスタジオ悠。
インド料理とインド舞踊で望年会!
12/27(土)17:00~20:30
詳細は>>> こちらへ

# by teenspost | 2014-12-24 13:01 | ♪スタジオ悠々日記


沖縄のやわらかさ、しなやかさに触れて

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沖縄で初めて十代とアサーティブ・トレーニングをしたのは、20年近く前のことだ。
真夏の盛り、男女参画センターに集った高校生に、職員が「ここにきた子どもたちに、ぜんざい(沖縄の氷かき)を出したい」「いや、それはできない」ともめていた(笑)のを覚えている。
石垣島では、飲酒で停学になっていた生徒と教師が一緒に参加したっけ。

そんな熱くて温かい沖縄の土壌で、アサーティブの種は育っていった。
これまでに、いくつの高校をまわったろうか。

やがて、石垣島ではDVの予防啓発事業として、小中学生に暴力を選ばないコミュニケーションとして、アサーティブトレーニングの授業をしてほしいという依頼が届くようになった。

なんたって、新聞の見出しに「非暴力」という言葉が踊る島だもの。
アサーティブ・トレーニングの捉え方自体が本質的でしっかりしている。

f0107724_1149690.jpg今年もあとひと月という師走、世界人権週間に、石垣市(石垣島)からの依頼で、シングルマザーのための子育て支援グループワーク(写真右:掲載記事)、それから、小学校2校、高校を巡っていた。(12/5〜12/11)
どこも温かな反応と確かな手応えを感じた。

登野城小5年生、八島小6年生、世界人権デー12月10日には八重山農林高校(写真上)1年生と2年生…
十代とは幅のある世代なのである。

子どもたちの感性って、すごいなー!!

大人のように新しいことを学ぶために壊すことが少ないということもあるけれど、とにかく、やわらかい、しなやか、するどい。
言葉で伝えきれないものも吸い取ってくれる。

それを見守る大人たちのまなざしが温かい。

今回、高校の非暴力のワークセミナーでは、記述ワークシートを用いて、自分と対話するレターカウンセリングの実習も加えた。

ふだん、感想文や作文や、誰かの目を意識して書くことの多い子どもたちが、自分しか知らない、自分の言葉で自分のために書くという作業は、とても新鮮だったようだ。

沖縄からお土産にいただいた勇気と元気を、今週末12/20(土)夜楽校YAGAKUライブ、そして、12/21(日)の横浜市瀬谷区のイベントでもお届けしたいと願っています。
# by teenspost | 2014-12-17 11:55 | ♪渡り鳥の旅みやげ


ありのままで…いいの? ★12/21(日)横浜でイベント!

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ありのままって、なんだろう?
人は皆、スッポンポンのありのままで生まれて、ありのままに自然に帰っていくのに、
誰かに愛されたい、認められたいとアタマで考えるほど、いつのまにか、「ありのままじゃダメ」と思うようになる。

ありのままじゃ、努力もしなくなるような、前進もしなくなるような、このまんまじゃだめじゃん…そんな恐れがつきまとうようになる。

その極みが思春期の苦悩なんだと思う。

誰かのために生きる自分とありのままの自分が折り合って、リアルな自分を見いだしていく・・・それが大人であるはずなんだけど、思春期も高齢化して、大人の方もかなり血迷っていたりする昨今。

確かに、それは正解はないし、確かなひとつの道があるわけではない。

それでも、やっぱり、他者と共により良い世界に生きたいから、共に悩んでみよう。
悩み上手になってみよう。


今年、さんざん耳にした「ありのままで〜」というあの歌、あれ、英題「Let it go」は「手を放せ」という意味でしょ。

がんじがらめの理不尽なものに執着せず、大いなるものに身を任せてゆだねて、それが「Let it go!」
そう、もう十分だ! 手を放そう! 
そこから新しい道が見えてくる。


この年の暮れの忙しい、いまこの時に、そんなイベントは、はたして成立するのかあ?!
はなはだ疑問だ!!
…と思われる方も、ぜひ、いらしてください。
十代のパフォーマンスに触れて、もれなく「根拠のない自信と勇気」が、お土産になる…かも。


070.gif詳しくは>>>こちら

071.gif十代の写真展も作品募集中!

070.gif瀬谷西高校軽音楽部オールスターズ、分教室はっぱ隊のライブステージも♪

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# by teenspost | 2014-12-12 11:16 | ♪徒然Sawanism


秋の北海道5 【ホルス】場の力こそパワースポット

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「ホルス」は、伊達赤十字病院で心理職についていた臨床心理士の水上志子さんが地元に開いたカウンセリングスペース。

北海道出前ツアーの最終日にあたる文化の日、高校生、養護教諭、患者さん…年齢性別をこえて、ここで1dayワーク。
ランチも一緒に肉まんづくりをした。
デザートは、「アロニア」というブラックカラント(カシス)のような野生のベリーを添えたアイスクリーム。

目の前は元神社で、ご神木のような大木に守られた場所。

伊達周辺は、全国でも有数なパワースポットがあるところだけど、人と人とが生み出す「場の力」こそ、パワースポットなんじゃないだろうか。

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# by teenspost | 2014-11-03 15:30 | ♪渡り鳥の旅みやげ

    

TEENSPOSTから、見た、聴いた…感じる五感で発信中。遠くにいても近くにいても、Let's get together! 八卷香織
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