人気ブログランキング | 話題のタグを見る

表現はみんなのもの、楽しく表現しよう、表現を楽しもう! _f0107724_1044257.png


話し上手になるには、耳を傾けてくれる人のいる「話す場」を持つことだ。
与えられるのを待つのではなく、自分から求めて、創っていくことだ。

イイトコラボでお馴染みの冠地情さん(東京都成人発達障害当事者会イイトコサガシ代表)は、ある研修会で教員志望者から「不登校や発達障害の生徒に対応できるため必要な教師の資質とは?」という質問を受けた。

冠地情さんは答えた。
「成長し続ける大人の代表としていてください。また、発達障害は成長機会喪失障害なので、機会を提供できる先生になってください」と。
ごもっとも!

発達障害だけじゃない、機能不全家族に育ったこと、子どもであること、女性であること、さまざまなマイノリティであることによって、自己表現の機会は知らず知らずに奪われる。
そう、それは本人の資質や能力ではなく、機会喪失という環境が産み出す「障害」なのです。

その結果、「自己表現力がない」「自己信頼がない」「感情的だ」「無気力だ」という不当な批判が当事者にも、また社会にも刷り込まれる。心の健康にもよろしくない!
・・・って、これじゃどこにも出口がないじゃん!!

その出口を突破するために、自己表現から自己信頼を育み、自己信頼から自己表現を創りだしていくアサーティブ・トレーニングもあれば、演劇、音楽、絵画など、さまざまな表現活動がある。

しかも、演る人が増えると、観る人も増えていく。
つまり演劇、音楽、絵画などアートを観る人が少ないのは、演る機会を失っている人が多いということでもある。
アートはプロだけのものではなくて、みんなのものだから。


3.11の3年目の3月に、みんなで楽しく表現しよう、表現を楽しもう、ということで生まれた夜楽校YAGAKUライブは、7回目を迎えて、いよいよ12月26日(土)19:00に玉川学園コミュニティセンターホールで開演です。
>>>詳細こちら

気持ち伝えるの苦手〜、人前でやるの苦手〜でも表現が好き〜楽しい〜
いろんな仲間が集い、世代を超えて、マジック、演劇、音楽、アートを表現の場を創ると、面白いものが生まれるものです。
TVやネットでは観れない、生です、ライブです。
ぜひ、目撃してください!

お天道様が等しく私たちを照らすように、表現する機会は、みんなのもの!!

________________
スタジオ悠の新春プログラム2016年1月から3月 更新されました。>>>こちら
アサーティブトレーニング2days こじれない人間関係のレッスン
イイトコラボ【楽しく試すコミュニケーション研究室】
# by teenspost | 2015-12-24 10:49 | ♪徒然Sawanism

感情労働とこころの手あて 沖縄、北海道の実践から_f0107724_16341213.jpg

11月の沖縄出前プログラムの折、沖縄本島南部の八重瀬町の養護教諭の研修会をしました。
この地域はこのところ毎年のように小学校にアサーティブネス(自己信頼に基づく自己表現)とエモーショナルリテラシー(感情とのつきあいかた)のプログラムを運んできました。
それは、暴力を選ばない子ども達の自立と心の健康につながるものです。

子ども達の授業に参加する中で、1人の養護教諭が「保健室をアサーティブの学びの場にしたい」という素敵な夢を届けてくれました。

さらにそれを地域の小中学校の養護教諭で一緒にやってみたいと。

感情労働とこころの手あて 沖縄、北海道の実践から_f0107724_8561881.png半年ぶりに訪れた保健室はご覧の通り、保健室に足を運ぶ子ども達が自分たちに必要なメンタルヘルスの情報を遊びながら親しんでいく場所となっていました。

時々、校長先生や教頭先生も訪れて、感情のカードを手にとっていくそうです。

そうです、教師をはじめ医療・福祉・教育の現場で人間だからできる仕事は、「感情労働」ともよばれます。

さまざまな人と向き合い寄り添うということは、1人ひとりのもつ様々な感情とつき合うことであり、それは同時に自分自身の内側に生じる感情とつきあうことだからです。

感情は目に見えないから無視しても押さえておいても大丈夫…なんて、たかをくくると、感情がわからなくなったり感情を傷つけたり感情を病むリスクが増えます。

志をもって仕事に就いた支援者のエネルギーが知らぬ間に萎えていくことでしょう。

12月5-6日に北海道伊達赤十字病院で開催する「支援者のためのこころの手あて研修2days」は、当地の支援者の熱意とたゆまぬ努力の積み重ねによって今年で13 年目となりました。

今年は
アサーティブネス(自己信頼に基づく自己表現)
エモーショナルリテラシー(感情とのつきあいかた)
アレクサンダー・テクニークが加わります。

アレクサンダーテクニークは、日常の気になることなどを「やり方」で解決するのではなく、習慣的な身体反応を「やめること」をレッスンしていきます。

アレクサンダー・テクニーク教師の石井ゆり子さんは、登別で開催した10年目の記念ワークショップ以来の再登場です。

こころとからだのつながりを取り戻す、そして、自分一人だけではなくて、仲間とコミュニティがエンパワする、そういうつながりのなかでこそ、混迷する今この時代の支援をつむぐことができると信じています。

全国どこからでも参加できます。
若手支援者もベテランも、私から共に!

詳細は>>>こちらから

感情労働とこころの手あて 沖縄、北海道の実践から_f0107724_854753.png

感情労働とこころの手あて 沖縄、北海道の実践から_f0107724_8542522.png

# by teenspost | 2015-11-24 09:00 | ♪TINGOS! 歌便り

私自身から あなたと♡by myself with you☆祝☆かめかめネット2周年! 2daysセミナー開催_f0107724_164296.png


沖縄のなみさんがTEENSPOSTに初めて関わったのは19歳の大学生のとき。

思春期相談室ティーンズポストに届いた手紙には、「私がこんなに生き難くて苦しんでいることを家族はまったく知らない」と書かれていた。

気持ちを感じることや話すことが苦手という彼女は、書く表現力でたくさんの気持ちを文字にしてきた。
行き場のない思いを届ける先を必死で求めていたんだと思う。

あれから幾年、あまりに長〜いので書こうとしてもとても書けない紆余曲折をへて、2年前に沖縄で「かめかめネット」というグループを立ち上げた。

家族以外の場所で家族のことを安心して話せることがどれほど必要か、彼女は誰よりも知っている。
だから、「自分自身から、共に」はじめようと思ったのだろう。

その「かめかめネット」が2年目にして、おきなわ女性財団の助成を受けて、2日間の講座を開催する。

遠方から仲間も応援に駆けつけるそうだ。

私自身から あなたと♡by myself with you☆祝☆かめかめネット2周年! 2daysセミナー開催_f0107724_1651191.gif彼女が大好きな絵本「ファジーのきもち」が含まれている翻訳テキスト「リビングルームのゾウさん」を使いながら、話すこと、感じること、信じることの心地好さをわかちあいたい。

私たちの心の中からPEACE(平和、安全、安心)が生まれるよう。
温かさ、楽しさ、優しさ、やすらぎ、落ち着き…子ども時代に求めていたものを、誰かにもらおうとじっと待っていなくても、大人は、自分で自分にしてあげられる。
互いの弱さに共感し、恵みにしていく仲間と共に。


私自身から あなたと♡by myself with you☆祝☆かめかめネット2周年! 2daysセミナー開催_f0107724_20242136.jpg055.gifお申込・詳細は>>>>こちらから

かめかめネットは、沖縄言葉の「かめ(食べなさい)」と、英語の「Come」をかけているんだよ〜 みんなカメカメ!!

*なみさんのストーリーの続きは4日の晩に本人がメッセージします!


思春期相談室ティーンズポストは、来春25年目。
>>>思春期サポート「ティーンズサイト」
# by teenspost | 2015-10-27 16:55 | ♪徒然Sawanism

家族の中のmaking peace ♫Let it shine〜_f0107724_15421053.png

秋1番、ぱるてぃ(とちぎ男女共同参画センター)主催の「家族ケアプログラム〜当事者、家族、支援者、みんなのためのセルフケア〜」では、一日目は「家族の中のmaking peace」、2日目は「私の中のmaking peace」をテーマとした。

家族はさまざまな問題が持ち込まれるところだけど、そこが子どもにとって安全で安心な場所であれば、老若男女すべての人にとって平和な場所となる。

英国の心理療法家がいう。
かつて、戦争が終わっても、ずっとジャングルに引きこもり続けていた日本兵士がいた。彼は、もう戦争は終わったという声を聞いても、だまされていると思い、信じることが出来ず、ずっとかくれ続けていた。
ようやく受け入れて、帰国したとき、国家の使命に忠実なヒーローとして迎えられ、その後、軍務を解かれ、1人の市民としての日常生活に戻った。

私たちが身につけてきたものが自分を不自由にしているからと言って、それを引っ張りだしてきて処刑する必要はない。
…忍耐と愛情をもって、戦争はもう終わったと分からせてあげることができるのだ。


無防備な自分が生き延びるために身につけた信念を解くことは容易いことではない。
ましてや、機能不全家族の子どもとして身につけた考えや行動パターンは、その傷みをないものにするほど、余計にしがみつき、無自覚に繰り返すことになる。

だから、そっと手あてしながら、新しい考えや行動を学びほぐしていくことが、自分の心と現在の家族に平和をもたらすことになる。

子ども時代の戦争は終わったのだから。


2日間の学びの中では、話合い、分かち合い、「Let it shine〜輝かせよう♫」と歌を歌い、さまざまな表現で演じ…ひとりではできないことを沢山やった。

そして、参加者30人それぞれの色とりどりの「自分のトリセツ」ができた。

家族の中のmaking peace ♫Let it shine〜_f0107724_15575995.png


TEENSPOSTでは、この秋も、首都圏、沖縄、北海道へ、子ども達が安心に暮らす、大人自身の心と家族の出前プログラムを届けます。

ホームグラウンドのスタジオ悠でも、家族ケア講座(毎月第三火曜:9月15日)をはじめ、さまざまなプログラムを用意しています。

# by teenspost | 2015-09-10 11:24 | ♪渡り鳥の旅みやげ

木陰の子どもアサーティブ「きもちウォッチ」教室 @せりがや冒険遊び場 ♫出前受付中!_f0107724_846071.jpg


7月の終わりのブルームーンの暑い一日。
せりがや公園の冒険遊び場「せりぼう」に木陰の教室ができました。

冒険遊び場は、自然の中で子どもたちが「やってみたい」と思う遊びが自由にできるよう、できる限りの規制を無くした遊び場です。子どもたちは土、木、水等の自然の素材と本物の工具やかまどでの火の使用を通し、小さなケガや失敗も含め、様々な遊びや体験により育っていきます。      HPより

子犬のクロが雪の日に捨てられていた、スタジオ悠にほど近い水と森林の公園。
そこに去年誕生した子どもの遊び場で、夏休みの小学生とアサーティブレッスンです。

となりのトトロの「さんぽ」を鼻笛で吹いて、スタート♫

好きなもの、好きな色は、なに?
その時々の気持ち…すべて答えは自分だけが知っている。
正解も間違いもない、自分の専門家になる、きもちと表現のレッスン。

4つの自己表現ステップを試してみるロールプレイング、それからクラフトづくり。

木陰の子どもアサーティブ「きもちウォッチ」教室 @せりがや冒険遊び場 ♫出前受付中!_f0107724_834035.jpg

木陰の子どもアサーティブ「きもちウォッチ」教室 @せりがや冒険遊び場 ♫出前受付中!_f0107724_8342342.jpg

気持ちのつき合い方、自分の中の親友を見つける自由研究にみんな興味津々。
そして、世界に一つのペープサートと豆本が完成。

木陰の子どもアサーティブ「きもちウォッチ」教室 @せりがや冒険遊び場 ♫出前受付中!_f0107724_8344384.jpg

目の前の大きな噴水の下では、子ども達がパンツ一丁で遊び回る夏休み。

木陰の子どもアサーティブ「きもちウォッチ」教室 @せりがや冒険遊び場 ♫出前受付中!_f0107724_8355650.jpg


今年も、各地の支援者から届くSPA基金で、子ども達の居場所へ「アサーティブきもちウォッチ」レッスンを届けます。

小・中学校、高校、専門学校・・・ご希望あれば、お早めに事務局まで。
11月初旬 沖縄方面
12月初旬 北海道方面
3月初旬 中部・関西方面
・・・その他の地域も、順次、調整します。。。

# by teenspost | 2015-08-01 09:00 | ♪アサーティブ・ラボ